世の中にはいろんな「検定試験」がありますが、資格に絡まなければ趣味の範疇であり、検定試験に合格しても何かあるわけではなく、あくまでも「正しい知識を持っている」を証明してもらうようなものです。それでもネットやテレビ番組で見聞きした情報を知ったかぶりで話す人よりは信憑性があるというものです。
時を少し戻して、今年の5月ごろに駐輪場不足の件で管理部門に要望を出したことが発端で、自転車通勤そのものでひと悶着ありました。「常識の範囲」などという曖昧な基準で自転車通勤が認められているらしく、あくまでも徒歩では遠いが車を使うほどの距離ではない従業員を「自転車通勤」の対象にしているらしく、車通勤の人が「健康のため」に自転車を使うことなど想定していないと警告を受ける始末。以前から「従業員の健康問題に取り組むべき」と私は言っているため、今回も「自転車通勤禁止」とはなりませんが、相変わらず「健康問題は自己責任」という時代遅れな会社です。
そんな中、たまたま「日本健康マスター検定」なるものの存在を知ったため、受験することにしました。もちろん「私が言っていることは正しい」を証明するためです。
日ごろから「健康問題」に関することを気にしているため、「日本健康マスター検定」も楽勝だと思っていました。8月の北海道の船旅で一通りテキストを読んで勉強を済ませました。
全体の半分くらいは既に分かっていた知識でしたので、「やっぱり楽勝かな」と問題集も購入して解いてみましたが…
なんと60問中正解が48問でした。合格ラインが45問ですのでギリギリです。受験日の1週間前になって、改めてテキストを読み直して細かい数値も覚えました。結果的には、この数値が重要でした…
10月1日受験日
名古屋会場の受験者数は約50名で女性が60%ほどでしょうか。ぱっと見では女性は20代、30代、男性は30代、40代が多そうです。当然なのか必然なのか「肥満」の人は居ません。
5択問題の場合、たいていは「どっちだろう」という2択です。帰りの電車の中で迷いに迷った問題をことごとく外していたことに気が付いて、ちょっと落胆しましたが、それでも50問程度は正解しています。
数日後に「日本健康マスター検定」のWebサイトに「試験解答一覧」が掲載されたため自己採点をしてみると53問正解。とりあえずやれやれです。
そして11月17日、合格通知が届きました。
試験結果で「全体順位」という数値を見るのは大学受験時の模試以来でしょうか。「188位/1222位」なら結構良い成績だったようです。合格率が61.9%ですから、第1回のように「誰でも受かる」ものではないようです。
フォトマスター検定の時はカメラ販売店の店員が大勢受験していたみたいですが、企業の「社員の健康問題」を担当する人が「日本健康マスター検定」を受けるようになると良いですね。私は既に担当部門に受験することを強く求めていますが、さて取り組んでくれるのでしょうか。