「食生活アドバイザー検定3級」を受験(合格)

「日本健康マスター(ベーシック)」、「ダイエット検定1級」を取りました。これに「食生活アドバイザー検定」を取れば自称「健康マイスター」でしょうか。

勢いで「食生活アドバイザー検定」も3級、2級を併願して、公式テキスト(3級、2級)、模擬試験が欲しかったためユーキャンの参考書(3級、2級)も購入しました。

試験10日前に3級の公式テキストを読み始めて「???」となりました。難しいわけではなく、出題範囲に対してです。

食生活アドバイザー 3級、2級のカリキュラム
ウェルネス上手になろう
健康になるための3本柱である栄養・運動・休養の観点から健康をトータルに捉え、健康管理の基礎を学習します。
もてなし上手になろう
食習慣やマナー、テーブルコーディネーションなど、食事を旬や調理とともに美味しく、楽しくするための基本を学習します。
買い物上手になろう
スーパーやコンビニエンスストアの利用術を学び、賢い消費者になることを目指し、期限表示、食品表示や原産地表示、さらには食の安全性について学習します。
段取り上手になろう
食中毒予防やゴミ処理問題、リサイクル問題や環境問題について家庭の食卓をテーマに学習します。
生き方上手になろう
流通、物流から小売の形態、裏舞台から表舞台までを食業界とともに消費者の視点から学習します。
やりくり上手になろう
社会生活における情報を中心とした世の中のしくみを暮らしや経済とともに考え、日常生活の知恵にすることを学習します。

3時間ほど掛けて3級の公式テキストを読み終えて、改めて調べてみたところ、私が得たい知識は、テキストの序盤に書かれているように「食生活アドバイザー検定」では無かったようです。「食」に関することを広く浅くではなく「栄養素の働き、病気と食事の関わり、運動と休養などを学び、心と体の健康づくりをサポート。」の部分を深く学びたかったのです。

併願済み、公式テキスト(3級、2級)、ユーキャンの参考書(3級、2級)、ここまでで結構な出費ですので、とりあえず3級だけ合格しておこうと勉強を継続。

3級、2級とも題材は同じですが、難易度が違うことと2級には記述問題があるため漢字もキッチリ覚える必要がありますが、3級なら数字は完璧に覚えるとしても重要なキーワードさえ押さえておけばなんとかなりそうです。

両級とも正答率60%で合格です。「60%で良いんだ」と話切りれば、苦手な分野を捨てて得意分野で満点を狙えば何とかなりそうと考えるのが普通です。

ということで、公式テキスト(3級)に引き続き、ユーキャンの参考書(3級)を読み終えました。ここまでで5時間です。だいたいのことは理解してから、おさらいで公式テキスト(3級)を再度読みますが、あくまでも数字とキーワードの暗記です。

そして模擬試験を解いてみます。正答率は90点ほどでしょうか。しかし、3級すら本試験の合格率が65%というのは何故なのでしょうか。

試験日当日、1時間勉強して、トータルの勉強時間「9時間」でイザ勝負。

この検定試験の受験者の90%ほどが女性で年齢層も広いです。男性も幅広いため「仕事で」という人の割合は少なそうです。健康関連の検定試験での決まり事なのか肥満の人を見かけません。健康になりたいから勉強するのではなく、健康な人ほど勉強するのが実情といったところでしょうか。

さて問題を解いていきますが、あれ?なんか変です。これが3級なのでしょうか。いや出題は確かに3級の問題ですが、妙に難しく感じます。

模擬試験の場合は「〇〇〇〇、□□□□」のような文章ですが、本試験は「〇〇〇〇△△△△、□□□□××××」のような文章です。つまり「間違い探し問題」としては難易度が非常に高いわけです。文章としては重要ではないところにさらっと違うものを入れておくパターンです。

模擬試験は45分で完了に比べて、、本試験は約80分掛かりました。

どうやらこれが「合格率65%」ということのようです。ワナが大量にある試験でしたが、正答率60%はクリアしているような気がします。合格発表は7月末です。

追記.(7月29日)

検定試験の合格通知というものは2か月くらい掛かるのが一般的ですが、受験日から3週間という超短期間で食生活アドバイザー検定3級の合格証が届きました。

どこを間違えたのか分かるようになっているため、2級を目指して「復習」する人には役に立ちます。

注目すべき数値は「合格率」です。この手の趣味レベルの検定試験というものは、上級を目指してもらうために合格率が高いことが多いのですが、なんと驚きの「56.2%」という低い数値です。趣味レベルの検定試験の3級なのに56.2%というのは「ちょっと受験してみようか」というお気楽なものではないということになります。

「とりあえず公式テキストを読んだだけ」「問題集の模擬試験の正答率が80%だったから油断した」という人が落ちたのかもしれません。私の場合、模擬試験で正答率90%だったのにも関わらず本試験では68%ですので、模擬試験の意味がありません。

2級は興味本位で受験するようなレベルではなく、真剣に勉強しなければ合格できないほど難易度が高いはずです。「とりあえず公式テキストを読めばいい」では受かりそうもありません。



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