2000年からの「デジカメ遊び」に引き続き2009年からの「自転車遊び」、そして2016年はホームシアター導入、趣味に忙しい期間が長く続きましたが、いろいろあって、昨秋からは「頭を使う趣味」に取り組んでいます。
どうせやるのなら「ちょっと〇〇を受けてみた」ではなく、可能な限り受験しまくる「検定試験ゲーム」に取り組みます。
昨年の10月の「日本健康マスター検定」が切っ掛けで始めた「検定試験ゲーム」は、年明けから本格稼働して、1月の「FP3級」もクリア。世間では「簡単すぎる」と言われている「簿記3級」は対策不足で撃沈。
今年の「検定試験ゲーム」については「勉強期間は1週間、正味10時間でクリアさせる」を目安にしているため、簿記3級の勉強も平日に参考書を読んで、前日に問題集を解いてみるでやったわけですが、簿記が「実技試験のみ」であることを前日に知っても後の祭りです。つまり、日常的に簿記を扱っている人なら超簡単なことでも、なじみが全くなければ何をすればいいのかさっぱり分かりません。「暗記問題で90%、実技問題で50%でぎりぎりどうだろうか」という目論見は見事にくずれ、試験を受けた手応えとしては全体で50%。つまり合格発表を待つ必要すらありません。
3月のダイエット検定2級、1級については、なじみがある分野でもあり、テキストに書かれていることも難易度が低いため、楽勝かと思ったのですが、本試験は予想外に難しく、手応えすら分かりません。
さて、3月の2本目は「QC検定3級」です。趣味とは無縁の検定をなぜ受けるのか。簿記と同様で会社の風土に文句を言いたいのですが、「言う前にまずは自分がやってから」という自分なりのポリシーを守るための受験です。「簿記検定」「QC検定」ともに私が仕事で使うことはありません。(仕事で必要な人たちが勉強しないことに腹が立つのです)
前振りが非常に長くなりました。
簿記検定の失敗を反省に「QC検定3級」のことを調べました。計算式をずらずらと書くようなこともなく、手法名を誤字脱字無しできっちり書くということもない「マークシート(択一問題)試験」です。「記述式試験」でないことが唯一の救いです。
「検定試験ゲーム」も5本目となれば少し慣れてきて、まずはテキストの各章をじっくり読んで頭にイメージしていき、小テストもしていきます。金曜日の夜までに一通り終え、土曜日の午前中にテキストを最初からパパッと読み返します。そして午後からは模擬試験をやってみますが、いっきに解かずに設問毎に解答合わせして、合っていても間違っていても出題されている箇所を読み直します。
そして受験当日は早めに受験会場に行ってから、最後の追い込みをします。
FP3級の時は受ける前は「これはダメかもしれん」と思っても試験中に「これはいける!」という実感がありましたが、なんと「QC検定3級」は全く逆でした。
試験前までは「重要ポイントは分かっているし、そこは十分に理解できたので、計算問題も選択式だから計算ミスもないだろう。いけるはず」でしたが、いざ問題を見ると「あれ?なんじゃこりゃ?」ですよ。テキストに書かれている問題の出し方とかなり違うため頭が混乱します。いつもならマークをひとつ埋める度に「よし!」と心の中で叫ぶのですが、いやはやどうなっているのでしょう。
もともと「QC検定3級」は難しいのか、それとも今回から難しくなったのか、根本的に甘く見過ぎていたのか、すっきりすることなく帰宅。
「QC検定」に関しては受験日の2日後に基準解答が公式サイトに掲載されます。悶々としながらその時を待ちます。
そして…
QC検定 基準解答
https://www.jsa.or.jp/qc/qc_kaitou/
品質管理の手法 43/51
品質管理の実践 46/50
自己採点では合格ゲット!
正直言って「間違えなかった」という消極的な手応えというか感想を持った検定試験でした。
順序立てて最後の答えに辿り着くような問なら、正解を得た時に達成感があるのですが、いきなり最後の答えだけ問われると「ちょっと待て」という気分になってしまいます。