『ジュラシック・ワールド/炎の王国』他4本


THE NEXT GENERATION パトレイバー (実写版 パトレイバー)

エピソード6から12まで観ました。(DVDではなくCATVで放送)

面白かったエピソード5の「大怪獣現わる 前編」の続きのエピソード6「大怪獣現わる 後編」は、「どうしたの?」というくらい面白くないです。エピソード7「タイムドカン」は単なる“おちゃらけ”で飛ばしてもいい話。カーシャが活躍するエピソード8「遠距離狙撃2000」は、エピソード4同様に見ごたえあります。ありがちなネタのエピソード9「クロコダイル・ダンジョン」も飛ばしてもいい。劇場版に繋がるエピソード10「暴走! 赤いレイバー」と主人公が主役のエピソード11「THE LONG GOODBYE」は必見。そして劇場版の序章部分のエピソード12「大いなる遺産」。

「THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦」を観る前に、エピソード4、8、10~12を観ておくことをお勧めします。


パシフィック・リム:アップライジング

展開がむちゃくちゃだけど細かいことを気にしなければとても楽しめる作品です。「ヒーローになれる」という動機付けだけで行動できるという点はいかにもアメリカ映画です。「ヒーローになれるなら死んでもいい」は日本人には通用しないので、この手の作品の戦闘員役で日本人が出てくることはないかもしれません。それにしても、中国企業の美人社長の活躍は冒頭の展開からは予想できませんでした。美人でカッコいいです。


ジュラシック・ワールド/炎の王国

既にネタ切れしている題材をなんとかしようとアクションで誤魔化しているシリーズですが、ついに「猿の惑星」を思わせる展開になってきました。開き直って「恐竜と猿が支配する地球」という映画にすると面白いかもしれません。


ミッション:インポッシブル/フォールアウト

トム・クルーズが身体を張って頑張る「ミッション:インポッシブルシリーズ」の第6作目です。ストーリー云々などどうでもよくトム・クルーズのアクションシーンだけを「これでもか」と見せつける作品ですので、細かいツッコミは無用という姿勢の作品ともいえます。トム・クルーズはジャッキーチェンを目指しているのでしょうか。


北の零年

超豪華出演陣、題材も良い、ロケ地も良い、パッケージだけで判断すると期待できるのですが、金を掛けている作品でここまで酷い作品はそうそうあるものではありません。出演者が可哀そうになります。吉永小百合の大ファンが作ったプロモーションビデオみたいな作品です。たぶん大多数の人が、序盤の吉永小百合と渡辺謙のラブシーンで「なんじゃこりゃ?」と思えるはずです。

吉永小百合のファンであるとか、「北の三部作」の「北の零年」「北のカナリアたち」「北の桜守」をコンプリートするという目的があれば必見ですが、それ以外は無理に観る必要はありません。



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