うちの娘は、入社直後の研修が終わり次第、やたらと残業が多い部署に配属され、早朝に自宅を出て、夜遅く帰ってくる日々を3年間も送っています。社内のIT関連の部署はどこの企業でも人使いが荒いようです。
平日それだけ疲労困憊しているのなら、休日はゆっくり身体を休ませればいいのに若さゆえか、必ずどこかに出かけています。冬場はスノボーのようですが、今の時期は野球撮影が主でしょうか。
娘には十分すぎる稼ぎがあるため「自分の車が欲しい」と随分前から言われていましたが、車4台分のスペースしかありません。よって「祖父さんが車を使わなくなるまで我慢しろ」と説得してきました。昨年末に親父が亡くなり、粗大ごみ置き場を作るために親父の車を処分して、空きスペースとして活用してきました。そして3月末までに粗大ごみもだいたい片付け終わりました。
ということで「我慢しろ」が通用しなくなったため「本当に使うのか」と何度も確認。通勤で使わないため、せいぜい野球撮影に使う程度でしょうか。「本当にいるのか」は最低でも10回は確認したような。
「イザとなれば私のデミオDを貸すけどどうだ」で話がまとまりかけましたが、ちょっとまてよ…
免許を取ってから一度も運転をしたことが無く、つい最近になって教習所で数時間乗ってきただけという超ペーパードライバーに私のデミオDを貸すのはちょっと怖い。なんといっても車両感覚が怪しすぎます。
娘本人も何を買おうかあれこれ妄想したみたいですが、「名古屋市内を走る」「スノボーにも使う」が絶対条件のようで、選んだのが「ハスラー」。
しかしながら、「スズキは嫌い」という強すぎる嫁さんの意見が押し通され、マツダのフレアクロスオーバーで決まり。作っているのがスズキでも販売がマツダなら良いらしい。馴染のセールスから買うことができるというのが決め手なのかもしれませんが。
娘が最後まで悩んだのが「カラー」です。当初は違うカラーで見積もりを取っていましたが、最後の最後に「やっばりイエローで」となって、可愛らしい車になりました。
フロアマット、ルーフスポイラー、ナビ、バックモニター、コーナーセンサー、ETCを付けて総額184万円なり。
マイナーチェンジでターボ車にもS-エネチャージが標準装備され、“ハイブリッド車”になっています。そのことで減税対象車になり、マイナーチェンジ前より諸経費が安くなっています。
ただ、ターボとS-エネチャージの相性がどうなのか私は大いに疑問を持っていて、マツダでは試乗ができなく、購入してから自分で確認するしかないという状態。
車を受け取って走らせてみると「これが軽自動車なのか? なんとスムーズな走りをするんだろう」と感心するばかり。“モーターアシスト”ですから、出足が軽く、回転数が高まればターボの恩恵でトルクを上乗せさせた走り。山道をシャカシャカと走るのではなければ十分すぎるかと。
トヨタ車で“気持ち悪い”と感じるCVTも全く気になりません。というよりも走りに関しては全く期待していなかったため、「これでいいんじゃないの」という感じです。
「自分の車として選ぶか」と聞かれたら「ノー」ですが、あくまでも移動のための使い勝手の良い道具としてなら必要十分だと思います。
デュアルカメラブレーキサポート、DSC、TCS、車線逸脱警報。ふらつき警報、先行車発進お知らせ、誤発信抑制機能 etc
安全装備がてんこ盛りです。
軽自動車の価格とは思えない車ですが、あくまでも軽自動車の規格でしっかり作った車ということでしょう。
車を受け取り自宅に戻ると晴れ間が見えてきたため、少しばかりドライブです。
すぐに帰りたいという嫁さんの要望で、三河湖は即効で却下され、適当に走りながら思いついた場所へ。
まずは途中下車で奥殿陣屋のチューリップ畑。見ごろは1週間前だったかもしれません。黄色と白色を除けば枯れています。そんな状況でも、それっぽく撮るのがテクニックというものです。
そして旬ネタで新東名のSA「NEOPASA岡崎」で昼食タイム。ちょっと奮発して「飛騨牛入りハンバーグ&ステーキ定食」をいただきましたが、正直な感想としては「二度目は無いな」です。「飛騨牛入りハンバーグ」だけなら許せる範疇です。
車の任意保険は親父から引き継いだため20等級なのですが、軽自動車とはいえ年齢制限が「21歳以上」では保険料が高すぎます。まともに6等級から契約していたら、この車でも保険料が年間28万円になってしまいます。「若い人の車離れ」と言われていますが、仮に車が欲しいと思った若者でも車を維持できないのが現状かと思います。
日付 | 単価 | 量 | 距離 | 平均燃費 |
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2016/6/5 | 117 | 23.89 | 436.7 | 18.28 |
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平均 | 23.89 | 436.7 | 18.28 |