紀伊半島巡礼の旅「伊勢へ向かう道は苦行の道」

紀伊半島巡礼の旅の三部作のラストは、新宮市から伊勢内宮までの約160kmにも及ぶ苦行ともいえるロングライドです。地図を眺めるだけでは分からないことが自分で実際に走ってみて分かることが多いとはいえ、分かることがマイナス面ばかりではまさに苦行となります。

お伊勢さんの外宮(げくう)と内宮(ないくう)を参拝後に近鉄の伊勢市駅から輪行を予定しているため、できれば午後3時ごろには伊勢市には到着したい。そこで午前6時ごろに宿を出発。


早朝の海沿いの道は交通量が殆どなく、さらに序盤は平坦区間ということもあって快適なサイクリングといえます。


世界遺産の「獅子岩」。今にも動き出しそうな不思議な光景。


序盤の観光ポイント「鬼ヶ城」。まだ時刻は7時頃ですので、観光客はゼロ。落ち着いて散策ができます。


写真をたくさん掲載しても仕方がないので一枚のみ。自然の力を感じながらハイキングを楽しむ場所ですが、なぜこうなったのかさっぱり分かりません。自然の力は偉大です。

隆起と風化と波の浸食によって生じた自然の芸術で、熊野灘に面して延々1Km続く。国の名勝・天然記念物。山頂には、戦国時代の城跡があり、熊野古道・松本峠と連結するハイキングコースが整備されている。鬼の見晴台といわれる展望台からは、熊野灘が一望できます。


「鬼ヶ城」までは平坦区間ですが、「鬼ヶ城」を過ぎるといきなりキツイ上り区間に突入します。今までの平穏なサイクリングはどこにいったんだ!!という嘆きに近いものがあります。


時刻は8時15分ですが朝が早かったこともあり二度目の朝食タイム。道の駅「熊野きのくに」で「さんま寿司」と「きつねうどん」をいただきます。


ひたすら走るのも苦痛になってきたため、マンボウのオブジェを眺めて気を紛らわせます。それにしても何もない。


いちおう観光マップなるものをチェックしてみても、「ちょっと立ち寄ってみるか」とはなりません。とにかく国道42号(熊野街道)沿いには何もありません。めぼしい食事処も無いため非常に困ります。


車が数台停まっていたパン屋さんにピットイン。ここでは食べ過ぎと思えるほどガッツリ食べておきます。食べたことで多少は気力が戻ってきて伊勢を目指して先に進みます。


午後3時ごろ、お伊勢さんの外宮に到着。「鬼ヶ城」から約130kmも“何もない”苦行の道をなんとか走破。何もないことがこれほど精神的な疲労を感じるとは、この時に知りました。まさに「ブロンプトンでひたすら走る」を初体験。(この後の北海道遠征では何度も体験することになります)


そして内宮を参拝して、今回の遠征のテーマ「紀伊半島巡礼の旅」はミッションコンプリートです。高野山、熊野三山、伊勢を巡った旅ですので、パワーを貰いご利益もいただいたことでしょう。

予定していた時刻の列車に乗り込み午後7時50分ごろに帰宅。

4日間の合計
走行距離: 517.1km
高度上昇値: 5315m

紀伊半島

交通費
 三河安城駅→和歌山駅 8280円
 伊勢市駅→新安城 1950円
宿泊費
 16100円 (6300,4900,4900)
その他
 11892円 (3720,2792,3110,2270)




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