人間ドック2014「ジテツウトレーニングの成果は」

年に1度のドキドキ日がやってきました。それは「人間ドック」です。自転車遊びは健康的であり不健康的でもあるため、さじ加減が難しい遊びでもあります。単純なダイエットではなく、「たくさん食べてたくさん走る」ことで結果的に走るための体を作り上げることができるのか。それがダイエット完了後からのテーマでもあります。

さて、重点項目はどのような変化を起こしたのでしょうか。

項目名 2008年 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年
BMI 29.83 26.16 22.00 21.04 21.25 21.18 21.38
腹囲 97.9 86.1 73.5 70.2 71.0 70.5 71.0
HDL-コレステロール 57.4 65.5 99.1 101 98 107 103
LDL-コレステロール 124 82 98 77 105 110 118
尿酸 8.8 7.0 6.3 5.7 6.4 7.3 6.8
γ-GTP 55 28 21 22 20 23 25

HDL-コレステロール(善玉コレステロール)は相変わらずトップアスリート並みの103.9です。LDL-コレステロールも高めになっているため、真剣に運動をしている人なら当然の結果なのかもしれません。昨年は高めて出ていた尿酸の値が下がっていますが、これはエネルギー補給は炭水化物で補うようにした効果かもしれません。要するにたくさん食べる場合もバランスが大切ということです。

昨年の数値で「?」が付いた尿素窒素が22.5→18.1に下がり、中性脂肪が52→117に増加。この二つの項目については直前に激しい運動をすると尿素窒素の数値が高まり、中性脂肪の数値が下がる傾向にあります。昨年は人間ドックの前日に元気村ヒルクライムTTをやっていたため、それが数値に現れました。今年はブルベ600の以降は休養にあてているため尿素窒素は前々回の数値まで下がっています。中性脂肪が増えすぎているのは「たくさん食べてたくさん走る」によるところの栄養の取りすぎかもしれません。

昨年の検査では血色素量(ヘモグロビン濃度)の値が13.5で下限を超え、さらに先月の献血で「血が薄い」と判定されました。自転車遊びを真剣にやり始めたころから下限ギリギリを行ったり来たりで、ダメ元で試した小林製薬の「ファイチ」は効果的で、ある程度の期間は摂取しているとヘモグロビン濃度の値が高まります。それでも劇的に改善されるわけではなく、根本的な対処方法が見つかりませんでした。

ところが今年はなんと驚くことに15.3まで高まっています。献血でダメ出しをくらった以降は毎日「ファイチ」を飲み続けていますが、実はブルベ600で膝を壊して1週間全く運動できず、そのことで水分もあまり取っていないのです。その割には風呂に入るとすぐに汗をかくので、もしかしたら体内の水分量が日常的に多かったのではと思えて、昨日は長風呂で大量の汗を出してみました。水分量が減れば血は濃くなるので、血液検査になんらかの数字のマジックを起こした可能性はあります。

重いLupoDでジテツウトレーニングを続けた成果なのか、昨年に比べて膝から上が太くなっています。それにも拘わらず体重は微増でウエストのサイズは殆ど変っていません。ようやくトルク強化のトレーニングの効果が体型にも表れてきたということでしょうか。

単純に痩せるのなら簡単ですが、そうではなく健康的に体を作り上げるというのはいろいろと難しいものですが、結果が伴ってくるというのは嬉しいものです。



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