自転車遊びを再開して最初の半年間は特に意識していなくても10kgも体重が減りました。
そして、このグラフは10kg減った後の体重の推移です。食事内容を注意してさらに10kg減らしたわけです。体重が軽くなれば山を走るのも楽になるわけで、自転車遊び4台目でロードバイクを購入してあちこち走り回っていました。
しかしながら、絶対的な筋力、体力、持久力が不足していることに気が付いて、ジテツウトレーニングに取り組み、さらにロングライドの回数も増やし、そしてブロンプトンの旅の過酷さも増していきます。 ※体重が62kg前後の時の体脂肪率は8%前後でしたので、圧倒的に持久力が不足していました。
グラフを見ればすぐに分かりますが、走行距離が増えるのと同時に体重も増えています。そのことで筋力、体力、持久力も増しています。
ようやく自転車を走らせる体ができあがったのか、ブロンプトンの旅で少し厳しいスケジュールを組んでもなんとかなるようになり、ロードバイクでブルベに挑戦してさくっと初年度からSRを取ることができ、翌年はブロンプトンでもSRを取っています。ヒルクライム遊びが目的では無ければ、体重は63~64kgで体脂肪率は10~11%辺りが私にはちょうど良さそうです。
今シーズンもロングライドに適した状態にあったわけでしたが、4月下旬から7月上旬まで自転車NG期間だったこともあり、体重が増えてしまいました。当然ながら食事を控えれば体重増を防ぐことは可能でしたが、それは虚しくなるためしませんでした。自転車NGどころか運動NGの期間は微増、「食事は“普通”にして、運動は散歩で」では維持程度、何らかのイベントで食べ過ぎた分はチャラにすることは不可能。土産などを貰うと大抵は高カロリーのものが多いため、そのまま体内に蓄積され、あっという間に体重が増えていきます。太るのは簡単すぎます。
これは軽い運動OKの時期からの体重の推移グラフです。序盤は食事内容を少し変えています。食事内容を“普通”レベルから米を朝は茶碗半分、夜は茶碗1/3程度にしました。そして朝食後と夕食後に欠かさずに50分程度のウォーキングをしています。この間は毎日確実に体重が減っています。ただ、この方法では確実に筋力が低下してしまうため、短期間だけの実験です。※早歩きをしていたため歩く筋力は向上します。
その後は自転車OKになったことで、再びガッツリ食べ、ジテツウトレーニングを再開。休日もなるべく自転車に乗るようにしたことで、微減しています。
8月末に車を買い替えた時期から、休日はドライブまたはウォーキングにしたことで少しばかりジテツウを続けても絶対的な運動量が不足。天候や諸事情でジテツウができないとか、イベントなどで食べ過ぎが続けば当たり前のように体重増。
ということで、運動している割には体重が増え続けるため、グラフに運動量を追加してみました。早歩きウォーキングは1時間で3メッツ。自転車は20kmで8メッツとして合算してあります。グラフの軸は体重と体脂肪率を示しているため、運動量に関しては最少が0メッツ、最大が20メッツにしてあります。毎日50km走れば運動量のグラフは一番上を維持するわけですが、8月末以降は明らかに運動量が少ないことが分かります。二か月半で少しずつ減った体重が哀しいことにあっという間に戻っています。これが「運動しているのに体重が減るどころか増える」という現実です。
ここまでをまとめると「食事を少し減らして5メッツ分の運動をすれば確実に減る」「ガッツリ食べて15メッツ分の運動をすれば微減」「ガッツリ食べて10メッツを下回ると微増で、5メッツ程度だと急増」となります。
自転車ダイエットを題材にあれこれ検証してきましたが、実際にどうすれば良いのかはすでに確立されています。それをやれば間違いなく痩せますが、「ただ痩せれば良いわけじゃない」が自転車ダイエットの第3段階からの課題でした。
そして検証ネタもそろそろファイナルに突入します。
「ガッツリ食べて20メッツ分の運動をすればどうなるのか」
「休日にたくさん走る」ことに関しては既に飽きています。ぐるぐると近所を走るのもムダに思えますし、午後10時ころまでは交通量が多いため危険が伴います。ジテツウも以前走っていたコースを封印しているため、そこで距離を稼ぐということはしません。今思うと、朝から35kmも走っていた自分に飽きれます。
では、足りない分をどうすればいいのか。
機材の検証目的で3本ローラーを使うことはありますが、気軽さが欠けるためトレーニングでは使っていません。
ということで、実験君ファイナルのために新たに購入したアイテムは…
Amazonでポチッした翌日に届きました。
さっそく開封。筋力アップの真剣トレーニングが目的ではないため、フィットネス用途の固定ローラー「MINOURA(ミノウラ) B60-R」です。※Amazonで16344円なり。
マグライザーも添付されているため、屋外で使うならこれだけでOKです。
3本ローラーなら自転車をローラーに載せればすぐに回すことができますが、固定ローラーの場合は準備が必要なため、固定ローラー専用自転車を用意する必要があります(いちいちセットするのは手間)。現時点では、ニローネフラットパーをジテツウに投入しているため、LupoDをローラー専用で活躍してもらいます。
圧力をどのくらいにするのかはクランクを回しながら何度も調整。固定ローラーを使っている人のブログを見てみると「インナーギアで回す」というのが多いのですが、この固定ローラーはインナーギアで回す程度の回転数だと非常にうるさいです。アウターギアでガンガン回すと意外にも静かで、タイヤへの負担も少なそうです。
このレバーで負荷を変えることができるのですが、負荷を少し高めると妙な引っかかりを感じるため、プラス1か2程度で回します。それでもアウターギアで100~110rpmで回すと結構な負荷を感じるため、十分かと思います。
「食事量を抑えて朝食後と夕食後に散歩」
↓
「ガッツリ食べてジテツウと固定ローラー」
さて、実験君ファイナルの結果はいかに。