梅雨の期間は固定ローラーで減量

「肥満遺伝子検査」は多少なりとも当たっているようで、「何を食べても太る体質」ゆえに食事を少しばかり控えても体重が増えます。それでも体脂肪率が13%前後を維持しているのは「筋肉も落ちにくい」体質なのかもしれません。

ここ数年間は「梅雨時はウォーキング」と決めていてジテツウができない日はウォーキングをしてきました。脂肪がたっぷりある人を除けば、ウォーキング程度の運動負荷では痩せたりしません。食後に30~60分くらい歩けば、食べた分の糖質を消費できるので、「太るのを防ぐ」と「健康の維持」になります。要するに、太っていない健康な人がそれを維持するためのウォーキングというわけです。

昼の休憩時間に毎日欠かさずにウォーキングしている同僚がいますが、出てきた腹がいっこうに引っ込むことがありません。「昼のウォーキングだけでは痩せませんよ」と教えてあげても「痩せるためにやっているわけではない」と聞く耳持たずの人です。PDCAの「D」だけの人は結果が出ませんよ。

さて、昨年の秋から増え続けてしまった体重を減らしているわけですが、昼のウォーキングでは誤差の範囲になるため、それに加えて朝に1時間、夜に1時間もウォーキングすれば、それなりに消費カロリーが多くなるため、体重減にはなります。ウォーキングで痩せたいなら最低でもそのくらいやる必要があるのです。しかし、毎日3時間近くも歩いていては時間が足りなくなります。


そこで短時間でも効率が良いのが「固定ローラー」です。

今週のサンプリングをいくつか並べてみます。

「有酸素運動に効果的な時間は最低20分以上」が定番ですが、「そんなことはない。短時間でも1日の間にどれだけ動いたかが重要」という意見もあります。後者は「運動」と「消費カロリー」をごっちゃに考えるなんちゃって専門家です。私の場合、「東京に出張」というだけで、「ジテツウ無しの出勤日」の1.5倍以上もカロリーを消費します。出張の時は単純に動き回るからです。だからと言ってそれが「運動」なのでしょうか。

「固定ローラー」をやっている時の心拍数の推移を見れば分かります。回し始めて10分経過後くらいから心拍数が高まっていきます。ちょうど汗だくになるタイミングです。本人は同じ負荷を掛けているつもりでも最初の10分間はそれほど負荷は掛けていないということです。「有酸素運動に効果的な時間は最低20分以上」を主張する専門家は運動負荷を計測しているのでしょうか。「有酸素運動をしているつもりで実は負荷が低すぎてあまり効果がない」はよくあることです。



関連エントリー