昨日は西尾エリア観光ツーリングを楽しみましたが、自宅まで残り約15km地点で突然なぜか全身に倦怠感が現れ全くチカラが入らなくなりました。公園のベンチで5分ほど横になりましたが、体力が回復することはなく、完全にエネルギー切れ状態です。
ツーリング中は、まともな食事をあえて摂らないことにしていて、昨日は“ソフトクリーム”と“みたらし団子”、そして水分を多めに補給していました。昨日の状況からすると「エネルギーは脂肪燃焼で」というのにも限度がありそうです。ということで自転車ダイエットもそろそろ次の段階に入ったのかもしれないと思っていたら、同僚から「それはハンガーノックでは?」とアドバイスを貰いました。さっそく“ハンガーノック”で検索してみました。
蝉時雨: ハンガーノック!
まさに命がけのツーリングですね。山岳部を走るときは食料がいかに大切かという貴重な体験記です。
ハンガーノック│ロードレーサー
>レースなど、強度の高い運動を持続している時にスポーツドリンクなどを飲むと、
>おなじ濃度の普段飲むそれよりも甘く感じると思う。
確かに、走っている時にアクエリアスを飲むと甘すぎて気持ち悪くなります。走りの後半タイムはレモン水を購入しています。
>運動中はグリコーゲンの供給がずっと続いている。
>しかし、備蓄エネルギー源が底を突きそうな状態になって、
>食料補給でのエネルギー(になる栄養素)供給も途絶えてしまったとしよう。
>こうなると、筋肉内のミトコンドリアで生産されるべきエネルギーも絶たれてしまう。
>その結果、体はもうフラフラな状態になり、極度のエネルギー枯渇状態に陥る。
>これがハンガーノックだ。
まさにこの状態でした。「脂肪を燃やして」という定説はどこにいってしまったのでしょうか。「ハンガーノック」というものは“余分な脂肪”が無い人に当てはまるものだと思っていました。
自転車に乗ろう : 長距離ツーリングにチャレンジ
>血糖値が極端に下がった状態(ハンガーノック)では、体脂肪の燃焼もストップします。
自転車ダイエットで気をつけるポイントですね。血糖値を下げないために糖分を補給する必要がありますが、糖分を得やすい食物は高カロリーでもあるわけですのでバランス取りが難しそうです。
>運動中に補給するエネルギーは、糖質、つまり甘いお菓子やパン、おにぎり、うどん等の炭水化物が有効です。
理論的には“みたらし団子”って最適なんですよね。でも5本じゃ足りなかったのかも。
>運動が2時間を超える場合、体内に蓄えられた糖質はほぼ枯渇するため、糖質の補給は絶対に必要です。
なるほど「2時間」ですか。確かに昨日は2時間後くらいにエネルギー切れを起こしました。通常なら走りと撮影が半々くらいですが、昨日の後半は殆ど走りっぱなしでしたので、「連続2時間の運動」に当てはまります。
今までもツーリングの時は、なんとなく感覚で「“うどん”が良い」と思っていましたが、それは当たっているようです。でもそんなに都合よく、うどん屋さんって走行ルートに無いんですよね。ということで菓子パン(チョコレートパンとかクリームパン)を非常食代わりに携帯することでしょうか。菓子パンなら軽いのでちょうどいいかもしれません。一般的にある程度の年齢をいった男性は菓子パン類を敬遠する傾向があるみたいですが、幸いにも私はその手のパンは好きです(だから太った?)。
ということで、今後の課題は「自転車ダイエット vs ハンガーノック」のバランス取りでしょうか。
ふと昔を想い出したのですが、高校2年の夏の3泊4日のサイクリングは「豊田市→諏訪湖→甲府→富士五湖→浜名湖」を朝早く走り始めて日が暮れたら野宿という強行スケジュールでした。あの当時ではそれが普通のことのように大勢の人たちがやっていましたが、単に私も若かったからという理由で出来ていたのでしょうか? 今思うと謎です。
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