ヒルクライムをやる時にロードとアンティーコのどちらが良いのかは、ざっくりで「勾配8%」あたりに境界線があります。勾配がきつくなればなるほど「漕ぎ出しの軽さ」が有利になるわけで、勾配10%が長く続くコースでロードを使うとヒルクライムだけで脚が終わってしまいます。さらに勾配が16%を超えると脚へのダメージが非常に大きいため、ロードでヒルクライムをやる時にもう少し脚への負担を減らしたいものです。
そこで購入したのが昨年末から検討していた「WH-7900-C24-CL」です。ヒルクライム用に購入したわけですから、このホイールのベンチマークをやるステージとしてはもちろんヒルクライムです。手に入れたからにはすぐに試したいため、平日に休みを取って桜鑑賞を兼ねて地元のヒルクライムコースを走ることにしました。ターゲットは、「段戸山ヒルクライム(距離10.8km:獲得標高606m)」と「旭高原元気村ヒルクライム(距離 5.3km:獲得標高441m)」です。