疲労感ゼロの140kmライド

随分前に地図を眺めながら思いついた「ぐるっと国道155号の旅」を「神社を参拝」を兼ねて実行することにしました。今回の企画の走行ルートが「平地」ということもあって、同僚達に参加を呼び掛けたところA氏が参加してくれることになり、知立神社をスタート地点に設定。

今回の走行ルート
→ ぐるっと国道155号の旅

今回は平地ですので、私が使用するのはクロモリのシクロクロスである「LupoD」です。

午前8時10分ごろに知立神社スタート、走り始めてすぐにA氏から「今日は心拍数150をリミットにして走ります。150を超えたらベルを鳴らしますので」と提案されたので、単独で走っても心拍数150を超えることはあまり無いのでいいかと走り始め、心拍数がようやく140に届きそうな頃に「チリン」と後ろから…

何か聞き間違えでもしたのかとA氏に確認すると「150を超えました~」とのこと。あれま。

今日は「心拍数140縛り」なのかなと思いながら走ると、135を超えた辺りでA氏がどんどん遅れていきます。うーん、130くらいなら同じくらいの速度なのかな。ということは今日は「心拍数130縛り」なのか。

ということで心拍数130程度で走りますが、どうにもこうにもペースが合わないようです。「先にいってもらっても構いません」ということなので、お互いにマイペースでまったりのんびりとしたサイクリングとなりました。

距離:142.08km
高度上昇値:626m
平均スピード:22.3km/h
平均心拍数:126bpm
平均ケイデンス:79rpm
平均気温:6.8℃

神社などでの散策時間も含まれているため、平均スピードと平均心拍数は実際の数値より低めになっています。平均ケイデンスがいつもより低いのは、多少なりともペースを合わせるために回していないことが頻繁にあったためです。さらに今回はスピードレンジが低かったため、「インナー縛り」で一日中走ってみました。アウターギアではロー側の3枚しか使えないため、効率が悪いからです。その代わりに下りでは踏み切ってしまうため、惰性で走ることになりました。

140km程度のミドルライドで、アベレージ22.5km/hと24km/hの差で生じる所要時間の差はたったの23分です。前者の平均心拍数が130程度で後者が140程度だとすると、たった23分のための疲労度としては割が合わないのかもしれないません。なぜならば、今回は142km走った割には、疲労感がゼロだからです。このペースならば何百kmでも走れそうな気がします。ただし、夜間走行は嫌いなため、徹夜で走るということしませんが、ロードなら毎日160kmくらいは走ることができるかもしれません。泊りの遠征にはブロンプトンを使うため、その機会は無いのかもしれませんが。

心拍計を購入した2年前は、LupoDで25km/h程度の速度を出すだけで心拍数が150程度まで高まってしまいましたが、現在は130程度で走ることが可能です。2年間走り回った成果は大きいようです。昨年の年間走行距離が16386km、高度上昇値が162174mもあったため、持久力と地力がそれなりについて来ているのかもしれません。内訳としてロードの走行距離が4943km、その他で11443kmですので、ロードに比べて遥かに負荷が大きい自転車で走り回ったことで、重いクロモリのシクロでさえ、非常に快適に走ることができるようになっています。この点はロードで走り回るよりも効果が高いのかもしれません。

そして、年末から始めた「3本ローラートレーニング」の効果がさっそく現れ、「白線トレース」をどこまでも続けることができるようになりました。

「白線トレース」ができるということがどういうことか。

まずは、路面の転がり抵抗が減ります。これはやってみれば分かります。

次に、ぶれずにまっすぐ走れるということは、フォームが安定しているということで、効率よくパワーを使うことができているということになります。

そして、荷重がニュートラルになることで、転がり抵抗の低減になります。とくに今までフロントに荷重を掛け過ぎていたので、そのまま抵抗になっていました。腕への負担も軽減されるため手が痛くなることもなくなっています。面白い点としては、いつもなら80km程度走ると、お尻周辺の血流が悪くなって走りながらのストレッチが必要になるのですが、それもなくなりました。

「年間に16000km以上走った」「3本ローラートレーニングを始めた」ことで得たものは非常に大きいようです。


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