豊後竹田の岡城跡「阿蘇~豊後大野」

2013年11月20日

ブロンプトンの旅の第二章「ジグザグに日本縦断」のゴールが見えてきましたが、“思いつき”とか“天候不順”などもあり、「日本縦断」の完結間際にも関わらず、第三章にあたる「日本一周」に切り替えることにしました。

九州エリアの繋ぎについては、「山口→福岡」「大分→愛媛」が終わっているため、実は「日本一周」も想定していたルートで走っています。ところが「阿蘇→高千穂→延岡」の区間を走るタイミングで、阿蘇エリアが自然災害に逢い、各所で通行止めが発生。

遠征をキャンセルできるようなタイミングではなかったため、予定していた「由布院→阿蘇→延岡→宮崎」を諦めて「大分→臼杵→豊後大野→延岡→宮崎」を走り、結果的に「福岡-佐賀-長崎-熊本-大分-鹿児島」のようにジグザグに九州エリアをクリアしたことになっています。

このまま「サイクル野郎」の輪太郎のように、西日本側を一筆書きの片道で終わらせようかと考えたこともありましたが、「もう1本、遠征すればなんとかなる」と考え直して、九州遠征を1本追加することにしました。

まずは、自然災害のために昨年の遠征で走ることができなかった「阿蘇~豊後竹田」の区間を外すことはできません。以前から興味があった鶴の越冬地である出水も外せません。そして、指宿だけの天然砂むし温泉も体験してみたい。

ということで、「鶴」を観るのならば11月下旬から2月下旬がターゲットになるため、追加の九州遠征を11月下旬に設定しました。

合計 548.8km(5046m/5888m)

遠征初日


ANAの旅割60を使えばフライト代金がお得になりますが、遠征日の2か月も前に予約というのは賭けになります。風の影響で5分ほど遅れて熊本空港に到着しましたが、今回も運よく晴天日となり一安心。

空港バスの発着時刻がいまいち良くないため、自走で肥後大津駅に向かいます。


肥後大津駅から宮地駅まで列車で移動。日本一周の接続ルートを何度も検討して、昨年の遠征で立ち寄った「阿蘇神社」をAルートのスタート地点に設定。そこで、阿蘇神社の最寄り駅の宮地駅まで輪行というわけです。


スイッチバックで有名な立野駅


そして宮地駅に到着。時刻は既に11時50分過ぎ。遠征初日にあまり時間を使えないため、スケジュール組みに一苦労でした。列車の時刻、立ち寄りポイント、宿の場所 etc。


阿蘇神社を参拝後、豊後大野を目指します。


その前に昼食タイム。阿蘇神社近くの食事処で「高菜めしとだご汁」の定食をいただきます。“だご”とは熊本弁で“団子”のことですので、他県では「だんご汁」となりますね。どの辺が熊本の郷土料理なのかは「平らな団子」を使うところ。たくさんの具材に米代わりの団子の組み合わせですから、「だご汁」だけで完結していますね。


豊後大野へ行くためには、目の前には大きな壁を越える必要があります。


たった5km進むのに30分も要して「滝室坂」に到着。「滝室坂 土砂崩れ」で検索すると、2012年夏の自然災害の大きさが分かる記事が見つかります。


大分県に突入。峠から豊後竹田までの約25km区間が快適な下りとなります。ローギア化させたブロンプトンでは空回りするため、ひたすら惰性で進みます。追い風アシストも追加されたことで何もしなくても40km/h近く速度が出てしまいます。


あっという間に豊後竹田の岡城跡に到着。瀧廉太郎作曲による「荒城の月」がエンドレスで流れ続ける散策路を奥に進むと。。。


予想以上に素晴らしい風景とご対面。


滝廉太郎の銅像。


岡城から眺める九重連山。


ちょうど紅葉が見頃です。ここのように天守閣が無い城跡には桜か紅葉の時期に訪問したいですね。


寺院なら雨でも絵になりますが、ここの紅葉は晴天日が似合います。


2012年7月の遠征の時は時間切れで立ち寄ることができなかった「原尻の滝」。ここは観光地化されているため、シニア層を中心に散策を楽しんでいる観光客で多少なりとも賑わっています。


「御嶽流神楽の里」の清川町。道の駅の敷地内に建てられている「ふれあい交流広場」を覗いてみましたが特に何もなし。


そして、高さ約19m、幅約110mの「豊後のナイアガラ」と呼ばれている「沈堕滝(ちんだのたき)」に到着。沈堕滝は幹線道路から少し外れた場所にあるため観光客は皆無です。

それにしても何か様子が変ですね。ちなみに2012年7月の時の「沈堕滝」は。。。


このように自然の驚異を見せつけられましたが、今回は水量があまりにも少なくて「滝」になっていません。


午後4時20分ごろに豊後大野の三重町駅に到着。パッキング後にちょっと早めの夕食タイム。


時代に取り残されたような「玉喜屋」さんは、いかにも田舎の大衆食堂という雰囲気。美味しい「ちゃんぽん」で体が温まりました。


どっぷりと日が暮れて阿蘇の内牧駅に到着。ここから宿まで1.5kmほど。(もちろん自走)


宿の風呂場は数か所あるようで話のネタに「五右衛門風呂」を選択。こういう工夫も民宿ならねば。


嬉しいことに夜食のサービス。阿蘇に乾杯!




関連エントリー