ドラマ「14ヶ月」

番組編成は4月と10月に大きく変わり、この時期のことを「改編期」というわけですが、大多数の1時間ドラマは1クールで終了してしまいます。(30分のアニメだと2クールが基本です)

1クールとは、13話、3ヶ月のことを示しているわけで、必然的に1クールで終わってしまうドラマの後番組となるドラマもあるわけで、通例によると4月または10月から始まるドラマには制作費をガンガン使い、気合を入れた作品が多く、谷間の7月と1月から始まるドラマにはそれほど期待をしていないようです。それでも1月から始まるドラマに関しては年初め番組の意味合いを込めて多少は力を入れる可能性もあるでしょうが、可哀想なのは7月スタートのドラマです。“通例”に沿って制作側も視聴者側もそれほど期待をすることもなく2003年度の7月スタートのドラマが続々と放送されています。

最近私は、何月スタートであろうと面白いと思える作品が非常に少ないように感じています。忘れていなかったら観るというものでも年に数本あれば良い方で、毎週欠かさずに観たいと思えるのは皆無な状態です。

最近のドラマは面白くない。期待されない7月度スタートのドラマ。

このような状態の中で始まったドラマのひとつが今夜スタートの「14ヶ月」です。

Separation~君が還る場所
Separation~君が還る場所

原作者のホームページで連載されていたものが、口コミで人気が広がり、出版もされ、ついにドラマ化。

その程度の前提知識しか私は持っていませんが、いっきに人気が爆発するのではなく、徐々に人気が出たところに人を惹きつける何かがあるのだろうと、私はこのドラマを観ることにしました。つまらなければ翌週から観ないだけのこと。

まだまだストーリーの序盤ですので、ストーリーが面白いかどうかはなんとも言えません。伏線を張りまくった第1話ですので、これからの展開が期待できますが、なんとなくこの先の展開が見えてきてしまう。そしてちゃちな演出。ならば、つまらないかと言えばそうでもない。続きを観たい。ただそう思えた。

オフィシャルサイトはこちら
http://www.ytv.co.jp/14/
この子役は良い演技をしています。



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