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レンタルしてきたものをキャプチャーしようとすると「コピーガード」のせいで取り込みができません。これは受けて側(キャプチャー機器)がマクロビジョンに対応しているためであり、VHS同士でのコピーができないことと同じです。

「コピーガード」のことをネットで検索したら分かりやすいページが見つかりましたのでそちらを参照してください。
「コピーガード情報」
http://www2.wbs.ne.jp/~cp-guard/main.htm

「β」へならコピーできますが、いまさらβで保存しても無意味です。ただでさえ、βからDVD-Rへのコピーで頭を抱えている最中、これ以上増やしたくない。そもそもVHSからβへコピーしたとしても、マクロビジョンの関係でβからコピーし直すことができません(VHS、Hi8、家電のDVDレコーダーも?)。

家電関係ではコピーできないのが当たり前で、パソコン関係なら問題ないと思っていました。その理由は数年前に買った「MPEG-1キャプチャボード」だとレンタルビデオもキャプチャーすることができていたからです。それを買ってからはVideo-CDにして保存していました。

大量の映像コレクションが「βのテープ」で保管されているので、それをDVD-Rにコピーし直すために昨年買った「MPEG-2キャプチャBOX」ですが、買ってから初めて分かった「マクロビジョンに対応」の事実。これには愕然としました。それは過去の遺産をDVD-R化するためだけの機器になってしまったからです。「これから」をどうしようか悩みます。

と悩んでいても子供に頼まれたレンタルビデオの返却日が来てしまうので、「MPEG-1キャプチャボード」が挿してある古いPCの電源を久しぶりに入れ、例のドラマを全話取り込み完了。

さてここからが問題。PCのHDDに保管しっぱなしというわけにもいかないので、DVD-Rにコピーすることになりますが、書き込みフォーマットをどうするかです。

「全11話+特別編」でファイルサイズは約6GBです。DVD-Rを2枚で十分お釣りがくるハズなのですが、ここにひとつ予想だにしなかったことがおきる。

DVDライティングソフトで収録するファイルを指定して、各ファイルのスタートとエンド、そしてメニューを作成、必要メディア容量は約3GBであることを確認して「さてと書き込み」という段階で、なぜか必要メディア容量「4.1GB」になっている。なぜ?

ギリギリ収めることは可能だが、なぜ増える?

Video-CDフォーマットでキャプチャーしてもDVD-Rに書き込む段階でDVD-Videoフォーマットに変換される関係でファイルサイズが変わってしまうのであろうか。

Video-CDフォーマットなら10MB/分だからDVD-Rに約7時間収録可能のハズだが、DVDプレイヤーで再生可能とするためにDVD-Videoフォーマットで収録しようとすると約5時間(実際はそれよりも短い)。

そしてDVD-Rに書き込みに要した作業時間にも大きな差があります。単純にファイルをDVD-Rへ書き込むだけならば短時間で完了しますが、 DVD-Videoフォーマットで書き込もうとすると、「フォーマット変換」にものすごく時間が掛かり、なんと一連の作業が完了するまでに10時間以上!!。



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