先週から始まった「1リットルの涙」ですが、静かに少しずつストーリーが進行しています。
実は原作本を1ヶ月以上も前に購入したのにまだ読んでいません。
内容が内容だけに、心が落ち着いている時にある程度の時間が取れたら、独り静かにじっくりと読みたいと思っているうちにドラマがスタートしてしまい、完璧に読むタイミングを逃してしまった。
娘に「この本、知ってる?」と本を購入したときに聞いたら「随分前に学校で読んだ。」と返事されるほど、中学校や高校では有名らしいです。
さて、フジテレビのドラマ「1リットルの涙」ですが、主人公「池内亜也」を演じる沢尻エリカは“昔”の深田恭子のような雰囲気で良い演技をしています。亜也の母「潮香」の薬師丸ひろ子は細かいところまで気を遣った演技で素晴らしい。父「瑞生」の陣内孝則はなんだか騒がしくて鬱陶しい。妹「亜湖」の成海璃子は「瑠璃の島」そのまんまという感じがする。そして同級生「麻生遥斗」の錦戸亮も「がんばっていきまっしょい」そのまんま。なんだか各出演者のキャラを前面に出した配役であるような気がしないでもないが。
薬師丸ひろ子といえば、「野生の証明」でスクリーンデビューした薬師丸ひろ子は可愛かった。「セーラー服と機関銃」で絶好調という感じであったが、時は流れ30代後半の“オバさん”になってしまった薬師丸ひろ子をテレビで見たときは悲しかった。“お母さん役”の年齢になってくると演技の幅が増え、母親役も完璧にこなすようになってきた。
沢尻エリカさんが主役なのでしょうが、今のところ母親役の薬師丸ひろ子さんが主役みたいです。とりあえず今日のところは配役に関する感想のみ。