戦国自衛隊・関ヶ原の戦い「さらば友よ」
TBSの里見八犬伝に対抗したのかのような豪華俳優陣。
反町隆史、渡部篤郎、藤原竜也、津川雅彦、竹中直人、松方弘樹、長門裕之、秋吉久美子、古手川祐子
「里見八犬伝」と「戦国自衛隊」のどちらにギャラが多く掛かっているのか気になる…
TBSの里見八犬伝が作品としてイマイチだったが、日テレの戦国自衛隊はどうなんだろうと変な期待を込めて観た。
(「Ｎｓ’あおい」と「アンフェア」を観ているので「戦国自衛隊」は録画して)
が考え込むシーンは印象的です。<br />
まさに「歴史は、俺たちに何をさせようとしているのか…」を必死に考えているんだろうなと視聴者に思わせる。</p>
<p>一方、嶋村(渡部篤郎)は自分達の置かれた状況を素直に受け止め、この時代に生きていくことを決断。<br />
「戦国時代に生きていくこと」となれば必然的にやる事は決まる。<br />
嶋村の思考と行動は単純明快そのものです。</p>
<p>自分に素直な嶋村に対して「自分はどうしたいのか」ではなく「自分はどうすべきなのか」を考え続ける伊庭。</p>
<p>二人の小隊長を登場させた時点で「二つの意見でドラマが展開する」ことは明らか。片方が「歴史を変える」という行動を先に起して、もう片方が仕方なく「歴史を守る」という行動をとる事になるのは、この手のお話の“お約束”。</p>
<p>お話を作る側としたら「歴史を変える」側の人物達を描くのは楽しいだろうし難しいものではないはず。<br />
しかし、「歴史を守る」側の人物達の扱いが非常に難しい。単純に敵対関係に持っていくでは安直すぎて誰も興味を示さない。</p>
<p>その辺が、この戦国自衛隊というドラマの難しさかもしれない。</p>
<p>「この先いったいどうなってしまうのか」という期待を持たせて後編に突入するが…。</p>
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