2008冬ドラマが面白い「エジソンの母 第九話」

賢人(清水優哉)のことを嫌っていた加賀見(松下由樹)が教育委員会の織田(森口瑤子)へのライバル心からか、賢人を自分たちで教育していこうと言い出し、それと共に賢人への見方も変わっていくあたりは、大人のエゴなのか。「エジソンの母」にはドラマとしてのストーリーがもともと無いようなものだけど、織田によってそれなりにストーリーが展開してきた。

カレーパーティーで起きた「歯入りカレー」騒動はそもそもカレー鍋に蓋をせずに調理室から教室に運んだ時点で衛生上問題あるのでは? 誰の歯が衛生で誰の歯が不衛生なのかを教師も巻き込んで言い争うところは、日頃の不満をぶちまけるための切っ掛けにすぎないのだが、それぞれの本心が見えたエピソードとなっている。

今話は最終回に向けての話題作りのような雰囲気だが、賢人が妙に「タイムマシン」に拘るところは何か訳ありなのか。



関連エントリー