女の子5人の掛け合い漫才のような「じょしらく」

昔と比べてアニメが大量に制作されているようで、7月放送スタートの深夜アニメを手当たり次第に予約録画しておいたら、あっという間にハードディスクがいっぱいになってしまいました。ゆっくり観る暇がないため、第一話の冒頭の1~3分ほどを観て、ファーストインプレッションで“即削除”の連続。とりあえず残ったのは5作品ほどでしょうか。しかし、残した作品も観ずに溜めこんでいるだけです。

アニメに関しても浦島太郎状態にあるため、特に深夜帯のアニメはさっぱり分かりません。ガルパン劇場版にハマったことが切っ掛けで、聖地巡礼ネタで使えそうな作品を中心にブルーレイを購入しました。それら以外にも面白そうな作品は大量にあるのでしょうが、買い漁るには財力が足りません。

少し前の作品をケーブルテレビで放送しているため、最近は番組表のチェックが日課になっています。

ガルパンの監督「水島努」、あの花のキャラクタデザイン「田中将賀」の作品「じょしらく」が、キッズステーションで放送されています。ただ、放送されていることに気が付いた時は第五話まで進んでいたため、途中から観るのも残念な気がするので、とりあえず録画予約だけして放置。

しかし、拘りの水島努作品となれば、やはり全話観てみたい。

ということで、Amazonで中古を探してみると2012年の作品ということなのか、お買い得な価格になっています。第一話から第四話まで手に入ればいいのため、第一巻と第二巻をポチッ。


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中古でも付属品は全て揃っていて状態も良いです。これなら中古で十分ですね。

で、さっそく視聴してみました。

「この漫画は女の子の可愛さをお楽しみ頂くため邪魔にならない程度の差し障りのない会話をお楽しみいただく漫画です。」

参考 WEBアニメスタイル : 『じょしらく』水島努監督インタビュー 「萌えアニメ」としてブレずに作っていきたい

「落語」が舞台になっていますが、そこは登場人物たちの居場所であって、どうでもいい内容です。

ストーリーが全く無く、女の子たちのおしゃべりがひたすら続くという作品にするには難易度が高すぎるものです。

単なる娯楽作品として観れば非常に面白いです。「女の子5人の掛け合い漫才」という雰囲気で、笑いをこらえることができません。

ただ、ネタを分かってしまったら面白みが薄れるため「1回観れば良いかな」が正直な感想です。その辺りは推理小説ものと同じでしょうか。

漫才を観るのと同じ感覚で観る事ができる貴重な作品ともいえます。



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