休養日は爆音映画鑑賞三昧

今日も天気次第で午前中だけ少し走るつもりで5時30分起きでしたが、食事を終えて外に出てみるとパラパラとこのまま降り続けるのか微妙な状態。

蒸し暑さもあるため、出かけるのをやめて、少しばかり家の片づけをしてから完全休養日と決め込みます。

注文したセンタースピーカーがようやく届いたため、まずはセッティングをします。


YAMAHA NS-C210(B) 2ウェイセンタースピーカー


センタースピーカーについては、“センター”の役目ゆえにテレビの前に置くのが一般的ですが、高さはギリギリとしても奥行きがあるため、スペースの確保に難ありです。棚に乗り切らないため、出窓側にテレビをずらして、木の切れ端で高さ調整。

「置き場に困る」という人向けのためなのか、簡易的なサラウンドシステムは小さいスピーカーをたくさん使うことで、高さも奥行きも取らないようになっているようです。


これでようやく私の部屋のサラウンドシステムが完成しました。


まずは、トム・クルーズ主演の「オール・ユー・ニード・イズ・キル」を観ます。

謎の侵略者“ギタイ”からの激しい攻撃で、滅亡寸前に追い込まれた世界。戦闘スキルゼロのケイジ少佐は最前線に送り込まれ、開戦5分で命を落とす。だが次の瞬間、彼は出撃前日に戻っていた。その時から同じ日を無限に繰り返すケイジ。
やがて彼は最強の女性兵士リタと出逢う。ケイジのループ能力が敵を倒す鍵になると確信したリタは、彼を強靭な“兵器”に変えるべく、徹底的に鍛え上げる。“戦う・死ぬ・目覚める”のループを繰り返すことで別人のように成長したケイジは、世界を、そしてかけがえのない存在となったリタを守りきることができるのか──?

予定調和になっている戦闘ものゲームのように「敵にやられたらリセットしてやり直す」ことで少しずつ前に進み、先に進めて上手くいかないことが分かれば、分岐点で違う選択肢を選ぶの繰り返しです。「リセットしてやり直す」ことを劇中では「ループ」と表現していて、主人公がループしていることを周囲にいかに理解させるのかが最終局面での重要ポイント。

で、ラスボスを倒したところまでは良かったのですが、物語の終焉がご都合主義過ぎるため、今までの気分的な盛り上がりがいっきに冷めてしまいました。大いなる矛盾点を残す作品ですが、「何度も何度も繰り返すことで少しずつ上手く(強く)なっていく」という単純なことをテーマにした点は、素晴らしいアイデアだと思います。


「アナと雪の女王」の本編が観たかったわけではなく、7.1chでエルサを演じる松たか子さんの『Let It Go』を聴きたかったのです。サラウンドシステムを導入しているのなら絵にマッチしている歌声の良さが上乗せされますよ。※そのシーンだけ観てオシマイ


久しぶりに「機動戦士ガンダム逆襲のシャア」を観ましたが、「オリジンから続くシャア物語がここで完結」といった感じになっていることが改めて分かります。最終局面でのアムロとの会話はオリジンを観ないと真意が分からないと思います。それと、正体を明かした後も「キャスバル」ではなく「シャア」を名乗り続けている理由も。

さて、ここで“爆音映画”に相応しいものが届きました。


マッドマックス アンソロジー ブルーレイセット(初回限定生産/5枚組/デジタルコピー付) [Blu-ray]

ストーリーに関しては全く期待できないため、急いで買うほどの事でもなく、様子見を決めていましたが、“あること”を知ったため、「マッドマックス 怒りのデス・ロード」が激安になるまで待たずに4作品収納されたボックス版をポチッしました。


“あること”とはこの作品は「ドルビーアトモス」が採用されているのです。まさに爆音作品というわけです。

参考: ワンボディで7.1.2chサラウンド! ヤマハ「YSP-5600」驚異の臨場感 「マッドマックス 怒りのデスロード」に大興奮


序盤から「ドルビーアトモス」の効果が発揮され、迫力が全く違います。この作品はガルパン劇場版同様に朝や夜の視聴は厳禁です。ストーリーなど有って無いようなものですので、ひたすら続くカーアクションを大音響で楽しむというそれだけの作品です。よって「音」を楽しめないのなら自宅で観る必要は全くありません。

ただ、大音響のドンパチドンパチが120分も続くと、さすがに疲れました。


引き続き「マッドマックス2 (THE ROADWARRIOR)」を観ます。怒りのデスロードのトム・ハーディーは普通のオッサンという感じがしますが、メル・ギブソンは若いころからカッコ良いですね。ところで、あの「北斗の拳」は「マッドマックス2」の世界観を真似たことは間違いないと思います。


ちょっと息抜きで「頭文字D Final Stage Vol.2」を観ます。「ドルビーデジタル5.1ch」となっていますが、サラウンドの効果は「BGM」と「車の走行音」だけのようです。エンジン音が響き渡るということはありません。


今日の締めで「インデペンデンス・デイ [Blu-ray] 」を観ます。

LD版を持っていますがプレイヤーが壊れて観ることができません。ブルーレイ版が格安になっているため買い直しです。「皆がヒーローになって強敵をやっつける」というアメリカらしい作品です。戦闘機が飛び交うシーンがもう少し多ければサラウンドシステムの本領発揮となるのでしょうが、1996年の作品にそこまで求めてはダメですね。新作が流行の爆音作品になることに期待です。

ということで、サラウンドシステムを導入すると映画鑑賞の楽しさが倍増します。



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