洋画のLDについては私と同時期にLDプレイヤー「PIONEER DVL-9」を購入した同僚に譲ることになったため、同僚が興味を持たないアニメのLDを処分することにしました。
円盤だけ捨ててジャケットをインテリアにしようかと思いましたが、たぶんジャケットを残したとしてもいつかはそれも捨てなければなりません。だったらまるごと捨ててしまおうかと思ったのですが、コレクションの中にはブルーレイどころかDVDすら手に入れることが難しい作品があります。
だったらもしかしたらそれなりの価値があるのでは?
劇場版 超時空要塞マクロス
カリオストロの城
劇場版スレイヤーズ完全無欠版
スレイヤーズごぅじゃす
スレイヤーズぐれえと
スレイヤーズTRY LD-BOX
異次元の世界エルハザード LD-BOX
天地無用!真夏のイブ
天地無用! in LOVE
天空の城ラピュタ
もののけ姫
プロジェクトA子 パーフェクトディスク
荻野目洋子 VERGE OF LOVE 武道館ライブ
マクロス、カリオストロ、ラピュタ、もののけ姫、劇場版スレイヤーズはブルーレイを買えば済みますが、その他の作品が…
調べてみるとハードオフでLDの買い取りをしているようです。ハードオフのWebサイトをチェックしてみると、こっそりとLDの販売ページが見つかりますが、“通販”というわけではなく、各店舗で所有しているLDを羅列しているような雰囲気。連絡すれば近くの店舗まで送ってもらえるようなシステムなのでしょうか。
多少なりとも期待を込めて重いLDを運搬してきました。さすがにLupoDではムリですのでデミオDです。
査定を待っている間に店内をチェック。PCのモニターがお得な価格になっていますが、それだけ買い取り価格が低いということかもしれません。自宅にある“お気に入り”のモニターと同等の製品すら一万円未満で売っています。買い取り価格は500円とか1000円なのでしょうか。
20分ほど待って提示された金額を見て、唖然、愕然です。
「一枚20円です」「ボックスは100円です」
いや、ボックスは7枚入りだから、ボックスの方が安いというのは変だろう。
というよりも一枚20円って。。。
あれこれ事情を聞き出すと、どうやら3年前なら結構良い値が付いたらしいのですが、すでにまともに動くプレイヤーが殆どないため、昔からのマニアにしか需要が無く、その人たちもLDを追加購入する可能性も殆どないらしい。よって「もしかしたら探している人がいるかもしれない」という、人によっては“お宝”のようなLDになりそうなものをとりあえず買い取るらしいです。ただ、一枚一枚細かく査定するのも手間だから一枚20円。本来なら「これはゼロ円でこっちは100円」となるはず。
話によるとエルハザードは「異次元」より「神秘」に人気があり、スレイヤーズも「TRY」ではなく「無印」に人気があるらしい。個人的には「プロジェクトA子 パーフェクトディスク」と「荻野目洋子 VERGE OF LOVE 武道館ライブ」に希少価値があると思うのですが、一律「20円」というのは非常に残念無念。
LDプレイヤーの最終モデルの修理が2017年で打ち切られるため、2万円程度で中古を買って、3万円掛けてオーバーホールするのかという決断を迫られているLDユーザ。数年間寿命を延ばしても、10年後に観ることができるという保証は無し。
非常に残念ですが、LDはLPレコードのようには、いかなかったようです。