最近になって山間地ロング走行のために試しているのが「カーボローディング」です。必要に迫られて昨年末から試していたことが「カーボローディング」だったというのが本当のところですが、とりあえずは“正しいやりかた”を知り試してみることは大切だと思っています。
カーボローディングについては、こちらのサイトが参考になります
→ 最高潮を保つ「カーボローディング」術 – [ジョギング・マラソン]All About
激疲れになるほど走る場合は、事前にグリコーゲンを蓄えておきましょうということになるのですが、その代償が「体重増」となります。緩やかな山間地を走るだけなら多少の体重増は関係ないのですが、経路に激坂ヒルクライムが何本もあると、たった1kg重いだけで負担を感じるものです。「携帯する荷物を減らす」にも限度がありますし、数百グラム軽くするために数万円掛けるというのはサイクリングという趣味の域から外れてしまうような…。(山間地ロング走行のためにシクロクロスからロードに乗り換えたのですから、それ以上はちょっと)
ならば「走行前に増やした体重」を現在の「通常時の体重」と同じにすれば良いのでは?
仮にカーボローディングで1kg増えるのなら、通常時の体重を1kg減らしておけば良いわけで、63.8kgがベスト体重なら、通常時の体重を62.8kgにすればいい。“たった1kg”ですから簡単かもと思いたいところですが、これが結構大変な取り組みになります。すでに“筋トレ”走行の段階に入っているため、脂肪が1kg減ったとしても筋肉が増えているので単純には1kg減量とはならないのです。
この「1kg減量」がどのくらい大変なのかは数字で分かります。
2010年3月末 体重64.3kg(BMI22.2) 体脂肪率13.3%
2010年6月末 体重63.35kg(BMI21.9) 体脂肪率11.3%
BMI22で体脂肪率が15%とか16%なら、簡単に1kgくらいの減量はできますが、すでに11%ですから、さらに1kgの減量をすると9%台になってしまいます。そこまでする必要があるのか自分でも疑問に思いますが、少しでも坂を楽に上りたいという欲求を満たすためにやるしかないのか…。「軽いホイールを買えばいいんじゃないの」という悪魔の囁きに負けなければいいのですが。