ジテツウの効果

ジテツウの効果を客観的に見るために10月1日から11月30日までの体重の推移をグラフにしてみました。

10月は、それまでと同様に日々の体重の変動の幅が広く、ウォーキングの効果が殆ど無いように見えますが、サイクリング後に一時的に水分量が増えることによる“むくみ”の解消に役に立っています。

11月に入ると急激に寒くなった影響なのか、変動の幅が狭くなっています。これはあくまでも体内の水分量の関係だと思われます。ところが、ジテツウを始めたことで全体的に1kg下がったところで変動していることがグラフから分かります。

「カロリーオーバー分を日々の運動でチャラにする」→「メインタンクの燃料を使い切れば、サブタンクに蓄積されない(脂肪にならない)」→「週末にガッツリ運動すれば脂肪が減る」

ジテツウで「痩せる」「痩せない」は、まさに“ケースバイケース”であって、「ジテツウで痩せる」とは言い切れません。日常生活で必要なカロリー量に対して、実際にはどれだけ摂取しているのか。ジテツウをすることでどれだけ余分に消費させているのか。ジテツウの所要時間と運動負荷はどうなのか。さらにプラスアルファに何かやっているのか。etc

「ジテツウだけで痩せよう」という場合、短時間のジテツウではサブタンクは使われずメインタンクのカロリーだけ消費されるわけですので、食事によるカロリー摂取量を減らす必要があります。しかし、それでは常にカロリー量が足らない状態になってしまうため、体が防衛本能を働かせて日常生活での消費量を抑えてしまうかもしれません。あくまでも「ジテツウだけで痩せよう」に拘るのならば、8メッツの運動負荷で片道1時間のジテツウが必要かもしれません。

健康的に、かつ効率的に自転車ダイエットをするためには、日々の摂取カロリーはその日のうちに消費させて、週末にLSD走行でガッツリ消費させることをお勧めします。これならば防衛本能が働く前にカロリーを大量に消費させることができます。一日で4000kcalも消費できる運動は、自転車のロングライドの他にあるのでしょうか?



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