日々の体重は目安にもならない

週末に激疲れサイクリングをすれば週明けの体重が2kgから3kgくらい平気で増える。しばらくの間は疲れを取るために休走日にしていても金曜日までには元に戻る。週末に極寒ポタリングをすると当日の体重が1kg程度は減る。週明けからジテツウをしていても体重は増えて金曜日に元に戻る。

自転車ダイエット第二段階以降の日々の体重の推移グラフです。

日々の変動幅が広すぎて、「全体的には下がっているように見えるかも」ということしか分かりません。

週末の“走った状況”によって、表向きの体重などは大きく変動するため、目安にもならないということになります。体重が戻る金曜日の時点の体重が先週よりも多いのか少ないのか、そして体脂肪率はどのように変化したのかを見ていく必要があります。

そこで、金曜日だけを抜粋して、月毎の平均値を求めてグラフにしてみました。

これを見ると体重が増えたと思っていた「2010年12月」については「2010年11月」と殆ど変っていなかったことが分かります。観光ポタ月間だった「2010年10月」は“カーボローディングの失敗”の影響から体重が増えていたことが分かります。「2010年3月」は週末が雨天続きだったことと団体旅行や食事会などがあったため体重が増えていました。極寒ジテツウを続けた「2011年1月」はその効果が数字に表れています。

ということで、日々の体重については「早めに手を打つ」「短期的な効果測定」には役に立ちますが、中長期の取り組みのデータとしてはあまりにも変動幅がありすぎて、単なる“一喜一憂”の材料にしかならないということになります。

ダイエットの初期段階なら、その“一喜一憂”がモチベーションに繋がるので否定はしませんが、中長期的な取り組みの場合は「木を見て森を見ず」になりかねません。



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