2011年の第9~12週の走行距離は1246km獲得標高12858m

トレーニング&ロングライド月間の3月度(2月26日~3月25日)の走行距離は約1246kmで獲得標高は約12858mでした。ガッツリ食べてトレーニング&ロングライドに励んだ1ヶ月間でしたが、なかなか思うようにいかず、3月25日時点の体重は61.55kg(BMI21.3)、体脂肪率は10.1%(アスリートモード)でした。

体脂肪率10%をキープしたままBMI22まで増やすのは非常に難しく、2月度の失敗を3月度でチャラにできた程度で殆ど進歩せず。1月末と比較して、体重が若干減って、体脂肪率が若干増えているのは水分量による誤差です。

3月度は走行距離と獲得標高ともに過去最高の数値になっていますが、2月に増加した脂肪が減っただけで、筋肉量が増加した気配はなし。激坂を走り回ってもヒルクライムをやっても筋肉アップにはならないことが証明されました。それらは心肺機能強化、持久力向上、さらに精神修行にはなりますが…

トレーニング代わりに始めたジテツウですが、ただ漠然とやるわけではなく「目的」を常に持って取り組む必要があります。1月末までは「心肺機能強化」に取り組んできましたが、やはり心肺機能に頼った走り方では対応できる勾配に限度があります。ケイデンス80rpm以上をキープできる勾配までなら心肺機能で上り続けることができますが、60rpmを切るような勾配になるとどうしても絶対的な筋力が必要です。そして急激な勾配の変化に対応させる場合や、速度が落ちすぎた時に再加速させる場合に「速筋」が必要になります。

高校生の頃までは短距離走が得意で、50mならクラスでトップ、100mなら上位、200mなら中盤、400mは下位、それ以上は最下位争いというくらいの超短距離ランナーでしたので、瞬間的なパワーを爆発させる「速筋」だけは持っていたハズです。高校を卒業以来まともな運動をしてこなかったため、唯一持っていた「速筋」すら退化してしまったのかもしれません。

体重と体脂肪率の関係からして、筋肉量としてはそこそこあるハズなのに、平地の速度がさっぱり速くないという点が腑に落ちず、筋力不足は認めるとしてもそれだけなのか冷静に考えてみたところ、走り方があまりにも適当すぎるのではないのかと思えてきました。走り回って鍛えた「心肺機能」だけで走らせているのではないのか…

ということで、日々のジテツウの中で試行錯誤しながら3月半ばになってようやくトレーニングの方向性が見えてきました。しかし、効果が出るまでには最低3ヶ月は掛かるため、地道に取り組んでいく必要があります。

激速のロードの人たちの走りを観察していると、体がぶれずに安定したフォームで速度もギクシャクせずスムーズに走っていきます。適当に走り回るだけでは身に付くものではないので、きっと陰で苦しいトレーニングをしているのでしょうね。

「ジテツウトレーニングでの成果を確認するのが週末のサイクリングです」という方針でやれば、ジテツウは単なる通勤ではなくトレーニングになります。球技と同じで試合ばかりやっても上達することはなく、地道な練習こそが大切。

それにしても脂肪を増やすのは簡単です。呆れるほど簡単。そして減らすのも簡単。しかし、筋肉は簡単には増えません。驚くほど増えない。ガッツリ食べて山間地をガシガシ走って体重が増えたと喜んだら、それは脂肪だったというのは泣けてきます。

まとめると「地道なトレーニングこそが大切」ということをようやく理解したということです。

2011年の週間走行距離
第1週 196km
第2週 252km
第3週 159km
第4週 160km
第5週 251km
第6週 289km
第7週 200km
第8週 257km
第9週 184.5km(1524m)
第10週 333.5km(1795m)
第11週 320.5km(4605m)
第12週 407.5km(4934m)

維持するためには150km+1500m、向上させるためには250km+2500m。しかし、それ以上は単に疲労が蓄積されるだけかもしれないません。第13週からはもう少し“中身”を重視して取り組んでいく必要がありそうです。



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