人間ドック2017「イワシの食べ過ぎ注意」

食事内容を全く変えずに自転車休養期間を過ごすと月に2kgほど体重が増えます。「増やすの簡単、減らすの大変」が食事制限をしないダイエットであるわけで、今年の人間ドックに備えて3月上旬から取り組んできて、なんとか前年よりは体重を減らすことができました。

今年こそはオールAを狙って挑んだ人間ドックですが、結果はいかに…

項目名 2017年 2016年 2015年 2014年 2013年 2012年 2011年 2010年 2009年 2008年
BMI 22.7 23.21 22.87 21.38 21.18 21.25 21.04 22 26.16 29.83
腹囲 76 77.4 80.3 71 70.5 71 70.2 73.5 86.1 97.9
中性脂肪 65 61 95 117 52 62 ? 78 89 122
HDL-コレステロール 95 90 77 103 107 98 101 99.1 65.5 57.4
LDL-コレステロール 114 134 122 118 110 105 77 98 82 124
尿酸 7.6
5.9(再)
6.6 6.4 6.8 7.3 6.4 5.7 6.3 7 8.8
γ-GTP 22 21 19 25 23 20 22 21 28 55

体重は前年比で2kg減ですが、3か月間で4kgほど減っています。現在の体脂肪率は11.5%前後です。体重が一番軽かった時期は8%を切っていましたが、その時はBMI21~21.2でしたので、当然といえば当然です。BMI22で体脂肪率1桁を筋トレなしで目指しているので難易度が高いです。

運動NGで人間ドック前の2か月間を安静に過ごした2015年の数値を見れば、「運動しない」「運動する」で数値がどのように違うのか分かります。「運動を少しする」だった2016年もそうなるであろうという範疇の数値になっています。「少しだけ運動する」だとウエストは細くなりますが、食べる量が増えるため体重は増えます。

検査結果の数値を見て愕然としたのが「尿酸値」です。こんな落とし穴があったとは。

医者の説明はごくごく当たり前のことでしたが、初耳だったのが「イワシ」です。そういえば、食卓にイワシの佃煮に出てくる割合が非常に高いような。

参考:小イワシの煮付けとか梅煮や甘露煮も簡単!話題のDHA、EPAと骨まで!
小イワシは煮込み料理も他の料理もそうですが、青魚に含まれているDHAやEPAを摂取できるだけでなく、骨まで食べる料理が多いのでカルシウムも摂れる健康食材です。DHAは脳の活性化や記憶、EPAは血液疾患の予防に良いといわれています。また、カルシウムは多くが骨にそして一部が血液や筋肉、神経系などに使われるそうです。

今回の検査結果を見る限りカルシウムが増えているためイワシが役に立っているのかもしれませんが、カルシウムを摂り過ぎると尿路結石になるので、要注意。

参考:尿酸値が高めの人は要注意!プリン体の多い食べ物
あん肝、レバー類、カツオ、イワシ(マイワシ)、エビ、イカ、カキ、ササミ
イワシもプリン体含有量が高めで、やはり210mg程度となっています。干物になると水分が抜けますので、300mg程度になります。

確かにイワシは身体に良さそうな気がしますが、バランス的に食べ過ぎになっているのかもしれません。プリン体の一日当りの摂取量は400mgが目安とされているようです。

「結果には必ず原因がある」は今年の人間ドックにも当てはまりました。人間の体は素直なものです。



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