人間ドックのオプションが年々増えているようですが、今年は「アレルギー検査」を受けてみることにしました。あくまでも「検査」ですので保険が適用されず全額負担です。調べてみると、見た目からして明らかにアレルギーの症状が出ている時に病院で受診すれば、保険が適用されるようです。しかし、それは症状が出ているアレルギーの治療が目的になるため、他にアレルギーがあるのか分かりません。
花粉症に困っている人は自己負担でも良いので「どのようなアレルギーを持っているのか」を調べてみる必要がありますが、費用面はともかく、わざわざ保険適用外なのに病院へ行くというのは面倒なものです。
そこで人間ドックの“ついで”検査が手間いらずで便利です。採血が1本追加されるだけですので、余分になにかするということはありません。
費用は「どの検査をするか」で大きく変わりますが、「どうせなら」ということでフルコースを選択して14240円。
昨年の脳ドックの31328円に比べたら安く感じますが、それでも全額自己負担というのはキツイです。
なぜアレルギー検査をするのか。それは、例年なら5月のGW明けくらいまでには花粉症の症状が治まるのですが、今年はどちらかといえばGW期間から現在までが酷いです。治まる気配がありません。「なんか変なものに反応するようになったのか?」それが知りたいのです。
届いた検査結果表を見たところどうやら日立化成株式会社の「アレルギー検査MASTIV」のようです。
日立化成株式会社 | 36項目同時アレルギー検査MASTIV
スギ
10.90
オオアワガエリ
3.11
カモガヤ
6.64
何やらいろんなものに反応するみたいですが、アレルギー反応と認定されるのは「スギ」「オオアワガエリ」「カモガヤ」。具体的に「いつ」なのか。
花粉症とアレルギー性鼻炎の情報サイト | 花粉症原因植物の解説と対策
スギ
分類:ヒノキ科スギ属
花期:2月~4月
カモガヤ
分類:イネ科カモガヤ属
花期:5月~6月
オオアワガエリ
分類:イネ科アワガエリ属
花期:6月~8月
アレルギー反応トップ1のスギが2月から4月、トップ2のカモガヤが5月から6月ですから、どうやら「GW期間から症状が酷い」の原因は「カモガヤ」にあるようです。
「カモガヤ」と「オオアワガエリ」についてはどこにでもある雑草ですので、ジテツウやウォーキングで鼻水が止まらない理由もこれにあります。
花粉症を気にすることなくアウトドアを楽しめる期間は、9月から1月だけになってしまいますね。