運動減らして食事を減らすと(人間ドック2018)

昨年の3月から「Fitbit Charge2」を入浴時を除けば24時間365日欠かさず身に着けています。同時に食事内容や運動量もそれまでとは違う取り組み(実験)を続けていますが、予想通りにいったりいかなかったり難しいものです。たぶん脂肪がたっぷりあるのならば、全て予想通りになるのでしょうが…(体脂肪率が11~12%の間をふらふら)

取組み内容は複雑ですので、詳細レポートは先送りします。まずは短期的な「人間ドックの一か月前からの対策」の内容と検査結果との関連性の推測です。

2013年から2018年までの状況を並べてみました。2013年は「よくまあ体が壊れなかったものだ」と我ながら呆れるほど運動していました。2014年は直前の10日間を休養していたため1か月間の運動量が減っています。2015年は運動NG期間があったため、直前の2週間だけウォーキングに取り組みました。家庭の都合で自粛の年だった2016年は日々のジテツウだけは欠かさず続けました。遠征が解禁になった2017年は沖縄遠征と日々のジテツウです。そして「もう無理はしない」と決めた2018年は4月上旬の鹿児島遠征から帰宅後は殆ど運動せずに直前の10日間だけジテツウして帳尻合わせです。

以上の運動量に対して人間ドックの結果がどうだったのか。

2013年と2014年は「運動量が多すぎた」ためか「毎日たくさん食べる」を続けていても体重が増えませんでした。食べ物に注意しなかったことが原因なのか、2013年は尿酸値、2014年は中性脂肪が高めです。(2013年は体脂肪率が10%を切っていました)

毎年のように晩秋から春先に掛けて体重が増え、3月から7月までに体重が減るパターンですが、2015年は4月末から運動NGになってしまい、運動できない割に食事は常に多いことが続き体重が増加しています。腹囲が増え方が体重増に比例しないため、腹周りの皮下脂肪が増えやすい体質のようです(特に太ももに脂肪が付きやすい)。ただ、検査結果を見る限り健康そのものです。※内臓脂肪が増えない体質です

ジテツウを続けている割には2016年も体重が減るどころか増えています。ジテツウだけではなく、遠征、ロングライドを含めたトータルの消費カロリーを前提とした食事内容であるため、体重が減るわけがないのです。

「たくさん走ること」に飽きてしまったため、2017年は遠征とジテツウですが、検査結果は一番良い状態にあります。実は2017年3月からある取組みを始めて現在も続けていますが、詳細は別の機会に。(下記の2018年で少し触れます)

その取り組みの成果が出て2017年7月には64.0kgを下回りましたが、2017年の秋からウォーキングに時間を費やすようになったため体重が微増していました。

さて、今までのパターンなら「たくさん運動して体重を減らせばいい」となりますが、4月の鹿児島遠征で体調を崩してから3週間ほど全く運動せず、回復しても休日に近所をぶらぶらと自転車を走らせる程度です。当然ながら体重は減りません。

そこで、今まで「これだけはやらない」と決めていたことを検証を兼ねてやることにしました。運動は直前の10日間だけのジテツウです。それも最短コースですので往復24kmとういう短距離。

結果としては体重は前年と殆ど変わらないところまで減りましたが、腹囲は減りません。最大の問題点は「LDLコレステロールが爆増」です。人間ドックの問診で「どうかしましたか」と確認されたほどです。

2018年でやったことは「炭水化物制限」です。もともと昼食は非常に少な目で問題ない生活ですので、「おにぎり1つ」で必要十分でした。身体を動かさないデスクワークとはいえ、糖質ゼロは困ります。そこで、朝食と夕食から炭水化物を排除しました。もちろん“おかず”だけで満腹になるほど食べては身体に悪いですし、そもそも摂取カロリーが減りません。そこで「あること」を徹したわけです。それで“おかず”は1人前で炭水化物無しを実現しました。

「糖尿病でもないのに糖質制限などやると身体に悪い」は結果的にその通りになりました。体重が減った理由は単純に摂取カロリーが減ったためです。「2食分の食事を3回に分けて食べる」なら必然的に減ります。デスクワークなら「普通の1人前の食事を3回」では多すぎます。

改めて検索してみると…

RIZAPの糖質制限・低糖質ダイエットコラム
糖質制限を始めるとコレステロールが上昇する?

もともとコレステロール値が低い人が糖質制限を行うと、糖質を減らした食事メニューになるので、魚や卵、肉、チーズなどを主に食べるようになります。
これらの食材は糖質がほとんどありませんが、コレステロール値が高くなっています。
つまり、元々コレステロールが低い人が糖質制限によって魚や卵、肉、チーズを食べるようになると数値は上昇してしまうのです。
ただ、これは一時的なものであることがほとんどですので、基本的に心配はいりません。

医者から「このくらいなら心配ない」と言われましたが、実験結果は数値が全てですから「A」判定ではないというのは困るのです。結果的に「炭水化物制限」をしたことで「LDLコレステロールが爆増した」ことは事実なのです。

「糖質制限でLDLコレステロールが高まった場合は食べるものをもっと気を付けましょう」では“モグラたたき”です。そもそも「糖質制限」をしなくても良い方法で健康になれば良いのです。

2018年と2017年の検証内容を比較すると2017年が正解ということになるため、2017年の方法に戻してから再検査を受けることにします。



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