人間ドック2013「運動のしすぎ?」

1年の中で一番ドキドキする日が「人間ドック」の検診日です。昨年は休みを取って自転車で「人間ドック」の会場へ向いましたが、今年は午後から仕事のため車で移動。そのことで多少なりとも検査結果が変わってきます。分かりやすいところでは血圧が変わります。そこそこの負荷を掛けた直後は血圧が下がります。

さて、気になる数値はどのようになったのでしょうか。

項目名 2008年 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年
BMI 29.83 26.16 22.00 21.04 21.25 21.18
腹囲 97.9 86.1 73.5 70.2 71.0 70.5
HDL-コレステロール 57.4 65.5 99.1 101 98 107
LDL-コレステロール 124 82 98 77 105 110
尿酸 8.8 7.0 6.3 5.7 6.4 7.3
γ-GTP 55 28 21 22 20 23

HDL-コレステロール(善玉コレステロール)が驚きの107、これはトップアスリート並みの数値です。LDL-コレステロールも高めになっているため、調べてみたところ乳製品の食べすぎ&飲みすぎの可能性が高いようです。ただ、これが悪いわけではなく、HDL-コレステロールが非常に高いため、体には良い状態にあります。ただし、尿酸の値が高くなってしまったため、ガツガツ食べてガシガシ走るのも“やりすぎ”は良くないのかもしれません。

昨年と今年の数値を比較して「?」が付いたのが尿素窒素(基準値:8.0~22.0)と中性脂肪(基準値:30~149)です。尿素窒素が18.7→22.5のように悪くなり、中性脂肪が62→52のように大幅に低下。この件を調べてみると、高負荷の運動をした場合に一時的に尿素窒素の値が上がり、中性脂肪の値が下がるようです。人間ドックの前日の「元気村ヒルクライムTT」で心拍数を180まで高めたため、それが影響している可能性大。

4月中旬からは5泊6日の遠征、ブルベ400、4泊5日の遠征、ブルベ600、ロングライド、さらにジテツウトレーニングも続けているため、疲労が蓄積されています。よって、今年の人間ドックの検査結果はあくまでも参考程度となってしまいます。

40歳を過ぎた頃から春の時期は“立ち眩み”に悩まされてきましたが、「そういえば今年は立ち眩みしなかったな」とすっかり“立ち眩み”のことを忘れていました。もしかしたら貧血に関係する血色素量が改善されたのかと思ったものの昨年より若干低下。不思議ことに人間ドックを受けている最中に立ち眩みが。。。

ともかく「疲労が溜まっている時に人間ドックを受けると検査結果に影響が出そうだ」ということだけは分かりました。来年は人間ドックの直前の1週間は休養期間に当てたほうが良いかもしれません。

実は一番気になっていた項目は、BMIと腹囲でした。連日走る遠征に耐えられる体力、持久力、そして脚力を得るためにジテツウトレーニングを続けているため、2年前より常に体重が多めのところで推移しています。「ガツガツ食べてガシガシ走る」場合は痩せていては体が耐えられません。だからといって脂肪が増えてしまっては上りが辛くなります。クライマーを目指しているわけではないためBMIが21を切る必要はなく、「BMIが21~22の範囲で腹囲がどのくらいなのか」を一番気にすべき数値だと私は思っています。単純にウエストのサイズは体脂肪率と連動します。



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