箱根を越えて小田原から新富士へ

企画モノ「東海道を走る」を再開しますが、東海道の宿場町に拘らずにサイクリングを楽しむことにします。今回は小田原から新富士までの区間を走りますが、ブロンプトンにとっては難所になる箱根越えが待っています。今回の企画の副題は「そうだ富士山を観にいこう」で、嵐の後の晴天日なら富士山が綺麗に見えるハズです。

本日のコース


とても空いている朝一の“こだま”で小田原まで輪行して、JR小田原駅を9時10分スタート。


数年振りに訪れた小田原城ですが、なんだか以前とは印象が違うような…。


平野部の紅葉は今が見頃なのでしょうか。さて、本日のメインイベントのスタート地点に向けてシャカシャカと進めますが、小田原の街を離れた途端に上りになっています。


9時56分、箱根ヒルクライムのスタート地点の「三枚橋」に到着。7月は国道一号を上ったので、今回は旧道を上ります。交通量が多い国道一号は、とてもサイクリングという気分になれないので、箱根を上るのならやはり旧道でしょうね。

「旧道の難所は『七曲り』だけでしょ」なんて下調べもせずにやってきて大後悔です。スタート直後から結構な急坂になっていて、頻繁に10%超えの区間が現れます。とうぜん100%自走のつもりで挑戦したのですが…

箱根大天狗山神社のところの激坂コーナーは上れませんでした。上れ無かったというよりは油断して失敗したのです。激坂コーナー手前までも“えっちらおっちらダンシング”で上り続けていて、バーエンドバーの上側を持つと“ママチャリポジョンの立ちこぎ”のように体重を使って上れるのです。その状態のまま激坂コーナーに突入したところ、途中からペダルが降りなくなり(たぶんコーナーのイン側は勾配20%を超え)、センターラインに寄っても全然ダメ。定光寺の激坂のように事前に知っていれば“もがきのダンシング”の体制を取れたのですが、ハンドルを持ち変える余裕はなく、バーエンドバーを引っ張り上げたら、なんとグニャと角度が変わってしまい、それ以上のトルクを掛けることができず、ジ・エンド。10mほど歩いてリスタート。悔しいです~。残りは全て自走できたのに。


「七曲り」の看板のところで補給タイム。それにしてもブロンプトンで激坂なんか上っていると、間違いなく体を壊しますね。ペダルを踏み込んでも下がらないような激坂になったら素直に歩くべきでしょう。ブロンプトンはそういう自転車です。他の4台は勾配にキツさが比例するのですが、ブロンプトンの場合は、なぜか極端にキツくなります。8%と12%を比べると1.5倍ではなく、2倍。8%と16%を比べると2倍ではなく4倍。勾配が10%を超えると躊躇無く立ち漕ぎに切り替えなければ膝を壊します。


ということで、「七曲り」はずっと立ち漕ぎでした。というよりも旧道の半分くらいは立ち漕ぎで走ることになったのです。「七曲り」の終点には展望台があります。普通ならここで「やっと終わったか~」と思います。ところが、「七曲り」の先も相変わらず大変な坂が続くのでした。いやはや、「箱根旧道ヒルクライム」は下調べもせずにやってくるような所では無かったですよ。


「お玉ヶ池」の所まで来ればゴールが近い。


ようやくゴール。休憩込みの所要タイムは、1時間30分でした。「ブロンプトンでヒルクライム」は箱根を最後にもうやらないことにしました。GIOSアンティーコに比べ、ブロンプトンで山間地を走ると2倍くらい筋力と体力を使ってしまい、サイクリングを楽しめなくなります。


前回来た時は雲の中で何も見えなかった芦ノ湖ですが、今日は絶景ですよ。


箱根越えで心身ともに激疲れしましたが、この富士山を眺めていると癒されていきます。「この景色を見るために箱根を上ったんだ」と思いたい。


道の駅「箱根峠」からの景色。こちらも前回は豪雨の中で何も見えなかっただけに、50%増しの絶景に見える。


箱根峠に到着。本日の上りはこれで完了です。


ここから先は約15kmもひたすら下ります。ローギア化させたブロンプトンではクランクが空回りするので惰性で下っていきます。


漕ぐ必要がないので、景色を堪能しながら、そして時々停まって写真撮影。やっばり良いなぁ富士山って。


三嶋大社に立ち寄って参拝しました。お土産で「三嶋大社の縁起餅 福太郎」を購入しました。(こういう時はCバッグが役に立ちます)


三島市と沼津市の市街地を通り過ぎ、千本浜公園から駿河湾の海岸沿いの遊歩道を走ります。この遊歩道は7月に来たときに車でウロウロして見つけておいたのです。


この遊歩道は田子の浦港までの約14kmほど富士山を眺めながら走ることができるのです。


海を見ながら富士山を見ながら、ポタリングなんて最高ですよ。今日はそれほど寒くないので快適です。


実は、松の木の背丈が高いため、富士山の全景をなかなか拝むことができません。この「富士マリンプール」の辺りが一番良い感じかも。ここから先は工場の煙突などが入り込んでくるので絵的にはイマイチになってきます。


15時20分、新富士駅に到着。15時42分の“こだま”で輪行して帰宅。タイムスケジュールを組まずに走った割には上手くいきました。

本日の走行距離は約67kmでした。(獲得標高:989m)

交通費
 三河安城駅-小田原駅 8,070円
 新富士駅-三河安城駅 6,180円


「そうだ富士山を観にいこう」は、これにて完了。ブロンプトンの次回から企画ネタは平野部の観光ポタになる予定です。



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