福井県観光サイクリング「丸岡城~勝山~大野城~一乗谷」

日本一周の時は「敦賀→鯖江→一乗谷城跡→福井市→東尋坊」のルートを選択したため、補完計画の福井県編として北陸遠征「敦賀から丸岡へ 越前海岸の旅」で「敦賀→越前海岸→丸岡城」を走りました。その続きで「丸岡城→勝山→大野城→一乗谷城跡」を走ることで、福井県の主な場所に立ち寄ることになります。


走行ルート → 20140907丸岡~勝山~大野~福井

遠征二日目


たくさん走る必要はないため、まずは福井駅から丸岡駅まで輪行します。(福井駅 7:02-7:14 丸岡駅)

そして、北陸遠征「敦賀から丸岡へ 越前海岸の旅」のゴール地点だった「丸岡城」に向かいます。

丸岡城は「近世の天守が残る城」と「100名城」に含まれています。


7時49分、「丸岡城」をスタートですが、勝山にすぐに向かうわけではありません。福井県からこれは外せないという立ち寄りポイントがあるのです。ブルベの丸岡200の時にその“入り口”まで来ていますが、残念ながら観光に割り当てる時間はありませんでした。ブルベの序盤で観光していては“足切り”になってしまいます。


ということで改めてやってきました「永平寺」。


今日も余裕があるスケジュールを組んでいるため、時間を掛けて永平寺を散策します。


こちらの大広間で作法や注意点を聞きます。


中雀門から眺める「山門」。


反対側には「仏殿」。


仏殿から眺める「中雀門」。


「永平寺」は見所満載ですので1時間近く滞在していました。


九頭竜川沿いの通称「鮎街道」で勝山に向かいます。実はブルベで走った快適な道です。なぜ「鮎」なのか。鮎が豊富に生息しているから。


福井県立恐竜博物館」でジュラシックパーク気分。入場の列ができているほど盛況しています。もちろん大多数がファミリー客ですが。


数えたわけではありませんが、公式サイトによると“42体”の骨格が展示されているようです。


図鑑を眺めるだけではなく、このようなところで恐竜の大きさを実感できるというのは、子供には良い経験になるかもしれません。


大師山清大寺の「越前大仏」は拝見したことがあるため、ここから先には行きません。この先に何があるのかは、福井県遠征「九頭竜と勝山ヒルクライム」に掲載しています。


こちらは相変わらずゴーストタウンのような雰囲気が漂っています。巨大な駐車場に停めてある車の台数は3台程度です。


こちらも謎めいた「勝山城」。(1580年に柴田勝家の一族である柴田勝安によって築城)

今日は立ち寄ってみることにしました。


天守閣をぐるっと取り囲むように彫られている9匹の龍。九頭竜川にちなんで9匹の龍ということのようです。

ここは「勝山城」の名前を使っていますが、1992年に建てられた博物館です。「本物じゃないなら見学はいいか」とここで撤収。気になる人は公式サイトを参照 → 勝山城博物館


そしてこちらが「越前大野城」。雲海で有名になった「竹田城」にライバル心があるのか、「越前大野城」も雲海で絶賛売出し中です。
第二の日本のマチュピチュ?雲海に浮かぶ「越前大野城」がまさに天空の城

越前大野城が本日の折り返し地点ですが、時刻は既に13時30分を過ぎています。ちょっとのんびりしすぎですね。


こんなサイクリング向きの良い感じの道を走って向かう場所は「一乗谷城跡」。


織田信長に滅ぼされてしまった戦国大名朝倉氏の遺跡。

「一乗谷城跡」については、北陸遠征「敦賀~東尋坊~金沢~倶利伽羅~富山」の時にじっくり見ているため先に進みます。


遠征ネタとしては「一乗谷」といえば「佐々木小次郎」です。小次郎はこの場所で修業をして「燕返し」を編み出したそうです。でも武蔵に巌流島で負けてしまいましたね。


ソフトバンクのCMでカッパが出てくる滝は、この一乗滝です。
ソフトバンクスペシャルCM 白戸家「一乗谷の夏 2014」篇

ソフトバンクのロケ地であるのにも関わらず、なんということかソフトバンクは繋がりません!!


さて、気を取り直して、こんなサイクリングロードを走りながら福井市内へ向かいます。


北の庄城址(きたのしょうじょうし)・柴田公園にやってきました。

結城秀康の福井城は柴田勝家の北庄城を改変したものですので、こちらが元祖のようです。ということで、国盗りゲームの福井編はこちらになります。


柴田勝家像。


そして、3姉妹とお市の方。


ヨーロッパ軒で早めの夕食タイム。メンチカツを使った「パリ丼(定食)」をいただきます。

これにて日本一周補完計画の福井編は完了です。

走行距離:114.1km
獲得標高:790m



関連エントリー