宮崎遠征「日南海岸と都井岬」

2012年7月13日~14日

九州遠征第三弾の2日目、3日目は宮崎県を北から南まで縦走します。立ち寄りポイントは定番すぎますが、日向岬、県立平和台公園、青島神社、鵜戸神宮、飫肥城址、都井岬を設定。


臼杵~豊後大野
豊後大野~延岡~宮崎
宮崎~日南~都井岬~志布志
志布志~鹿屋~桜島~霧島
霧島~鹿児島

遠征2日目

5時50分に宿を出発。途中「ととろのバス停」に立ち寄って、いよいよ宮崎県に突入。


突然の雨も奇跡的に30分ほどで止み、青空が見え始めています。


宮崎県といったらやはり“マンゴー”でしょうか。道の駅「北川はゆま」に立ち寄ってみたら「マンゴーパン(220円)」と「マンゴースコール」があったので話のネタにでもなるかとさっそく購入。これがなかなかの美味で、マンゴーパンは220円の価値はあると思います。


9時36分、延岡市に到着。商店街は「七夕祭り」の飾り付けがされていて少し華やかなではありますが、愛知の一宮に比べたらまだまだこれからという雰囲気。


延岡にも城跡があるので、さっそく「延岡城跡・城山公園」に立ち寄ってみますが、急坂を押し歩きしていき頂上にあったものは「城山の鐘」。そう「鐘」です。管理人さんらしき人が定刻になると鐘をつくようです。あれ? 城跡らしきものがどこにもないなと落胆しつつ今日は長丁場ですから先を急ぎます。(後ほど調べてみると公園内の別の場所にそれっぽい石垣や門があることが判明)


海沿いの道をえっちらおっちら上ってやってきたのは「日向岬」の細島灯台。といってもここは“おまけ”で、目的は。。。


日本一の柱状岩「馬ヶ背」。まさに断崖絶壁で、どこをどうやったらこうなるのか非常に不思議であり自然の力の脅威であります。ここは一見の価値あり。時刻はそろそろ正午になるため、馬ヶ背茶屋で何か食べるかと覗いてみると食事は扱っていないとのこと。近くに安くて美味い食事処があると教えてもらったので期待をこめて向うことに。


「海の駅ほそしま」の「漁師海鮮丼セット」このボリュームで980円と激安です。昨日の関さば丼(1000円)とは満足感が何倍も違いますよ。その他のメニューも激安ですので、「日向岬」に来た時にはぜひ立ち寄ってみましょう。


日向から宮崎市内までひたすら走るのはツライため、「美々津」に少し寄り道。写真は石敷道路と河内屋敷。ここも風情がある通りですね。


天気がどうなるのか心配でしたが、奇跡的なドピカン晴れで、暑さで眩暈がするほどです。途中、木陰がある自販機コーナーがあったため、20分ほど横になるも、暑さには勝てません。


17時20分、宮崎県立平和台公園の「平和の塔」に到着。どのような表現をしたら良いのか分からない不思議なオーラが漂う石の塔です。なんだか四魂像(荒御魂、奇御魂、幸御魂、和御魂)に睨まれているような気がして、遊びで近づいてはいけないような雰囲気。となりの「はにわ園」をぶらぶらした後、撤収。


そして宮崎神社を参拝。18時頃、宿に到着。

ドピカン晴れの蒸し暑い中、走行距離が168.3km、高度上昇値が1406mという長丁場をなんとか乗り切ることができました。

遠征3日目


東国原さんが知事をやっていた時は「観光地」になっていた宮崎県庁ですが、現在はどうなっているのでしょうか。


青島の「鬼の洗濯岩」。ここに来たのは20年ぶり。時刻はまだ8時ということもあって観光客は極僅かですので、落ち着いてこの景色を眺めることができました。


そして青島神社を参拝して、お守りを購入。


御成道(おなりみち)は絵馬のトンネルになっていました。なんとも不思議な光景です。昨日から宮崎県は“不思議”だらけです。


バイパスを通らずに日南海岸ロードパークを走れば「堀切峠」からの素晴らしい景色を拝めます。


道の駅「フェニックス」の「マンゴーソフトクリーム」。本物のマンゴーは非常に高価ですので、この手のスイーツで気分だけは「マンゴー」です。


「鬼の洗濯岩」って青島のことかと思っていましたが、日南海岸には「鬼の洗濯岩」がたくさんあります。写真は鵜戸パーキング近くの「鬼の洗濯岩」。


今日はスケジュールに余裕があるため「鵜戸神宮」にも立ち寄ってみましたが、意外にも参拝客が大勢訪れていてご祈祷を受けている人たちも。


九州中部、北部は豪雨で大変なことになっているようですが、宮崎県は今日もドピカン晴れで蒸し暑くてたまりません。ここでは「マンゴーかき氷」をいただきます。


昨日の「延岡城跡」のガッカリ感を払拭するためというのは都合が良い理由で、このまま都井岬に向ってしまって今日はオシマイでは寂しいため「飫肥城址」に立ち寄ります。何か目ぼしいものはないものかと食事処を覗いてみると「宮崎の郷土料理 冷汁」なるものがあったので悩むことなく注文。しかし、なんというかあまりにもシンプルすぎて、変なガッカリ感が。でも今日のように蒸し暑い夏場にはちょうどいいかもしれません。

真夏の炎天下のサイクリングの時は食欲が激減するため、走行に必要となるカロリー量については水分補給のついでに摂取。つまり、食事と水分補給のダブルでカロリーを大量に摂取しては、カロリーオーバーになってしまうため、注意が必要。


さて、小腹を満たしたところで「飫肥城址」を散策します。


ここが本丸跡? とてもそのように見えません。どうやらここには仮の本丸があった場所だったらしく、本当の本丸跡には小学校が建設されてしまっています。とうぜんながら学校の敷地内に入ることはできないため、「飫肥城址」の本丸跡地に立ち寄ることは不可能。

さて、今回の九州遠征の一番の目的地「都井岬」はすぐそこです。都井岬には就職直前の独り長距離ドライブ旅行で立ち寄ったことがあり、その時に車のシートを野生の馬にかじられた思い出があります。


都井岬を目指して走ると何やらどこかの区間が「通行止め」になっているらしい。県外者ではどこのことなのかさっぱり分かりません。都井岬に行きたければ直進せよみたいな案内のため、その通りに進むと。。。


序盤こそ緩やかな山道ですが、進むにつれ過酷な峠道になっていき、「今日は気楽なサイクリングのハズだったのに…」と恨み節が出てくる。


ようやく峠と思われるトンネルに到着。やれやれこれで都井岬に行けるのかと思ったものの。。。


「なんじゃこりゃ!!」と思わず叫んでしまった。


ここまでは海沿いに道を走ることができたことが、この看板を見ると分かります。この先の道路が通行止め区間になっています。つまりは、越えてきた峠道など走る必要性はゼロだったのです。なんという時間と労力の無駄使い。この看板を先ほどの分岐点に設置しておけばいいものを怒りさえ込み上げてきます。この先を自転車なら強行突破できるのか近くにいた人に聞いてみると「無理です」。迂回路を地図で確認してみると「ここを通らなければいけないのか…」と精神的なダメージがさらに大きくなります。


先ほどの峠道とは比較にならない急坂続きの山岳道路。もう勘弁して欲しいものです。


なぜこんなところを走っているんだろうと変な気分になってくるようなヒルクライムコース。気楽なサイクリングはどこに行ったのやら。


心身ともに激疲れ状態でようやく辿り着いた都井岬ですが、夕方に近い時間帯となっては野生の馬を見ることもなく御崎神社に到着。本殿は岸壁の中腹に建てられていますが、現在は近づくことができないようです。「都井岬の最突端ある御崎神社は708年の創建と伝えられており海の神様である綿津見神を祀る」とのこと。


それにしても野生の馬はどこに要るんだろう。「通行止め」のせいで到着時刻が1時間30分程度遅れ、都井岬に来て馬を見ることができないなんて哀しすぎます。


走る気力を失いかけた時、なんと野生の仔馬が目の前に。。。まさに希望の光。


お馬の親子。とりあえず都井岬の野生の馬を近くで見ることができたので、良しとしますか。


そろそろ日が傾いてきています。車で来ているのなら沈む夕日を眺めてから、宿へ向かえば良いのですが、自転車ではそうはいきません。志布志の宿まで約32km、残っている力を振り絞ってひたすら走り続けます。


ついに鹿児島県に突入。疲労困憊の中、19時10分頃に宿に到着。

今日は気楽なサイクリングのハズでしたが、走行距離が163.3km、高度上昇値が1579mという過酷なサイクリングになってしまいました。二日続けてこれでは体が持つのか不安に感じながら、夜は更けていくのでした。




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