愛知観光編「高浜~蒲郡~豊橋」

愛知観光編パート3は「西尾」「吉良」「蒲郡」「豊川」「豊橋」の観光サイクリングを楽しみます。


20121209ぐるっと愛知「高浜~豊橋」 距離:95.8km 獲得標高:470m

愛知観光編のパート3は同僚のJin君と走ります。パート2の暫定ゴール「三河高浜駅」でJin君と合流して、あちこち立ち寄りながらゴールの豊橋を目指します。

三部作のパート3の走行ルートは「三河高浜駅→西尾市歴史公園(西尾城)→華蔵寺(吉良家墓所)→吉良ワイキキビーチ→西浦園地(夕日が彩る丘)→竹島→ラグーナ蒲郡→豊川稲荷→砥鹿神社→吉田城→豊橋駅」。


今日は余裕があるため少し遅めで8時10分、三河高浜駅をスタート。


まずは西尾市歴史公園を散策。といってもここにも何度も訪問しているため「西尾城」のビューポイントで記念写真を撮って離脱。


本日の立ち寄りポイントの目玉「華蔵寺(けぞうじ)」に到着。吉良上野介義央(よしひさ)公の曾祖父である吉良義定が父義安の菩提を弔うために1600年に創建した華蔵寺には、吉良家代々の墓が建ち並んでいます。


「お気の毒な吉良様 三百年もの間 世間では憎まれなされた あんなに名君でありながら…」大正7年4月 俳人村上鬼城氏が華蔵寺で詠んだ句


「『忠臣蔵』では赤穂浪士に討たれる悪役として描かれる吉良上野介義央公ですが、実際に悪人ぶりを示す資料はほとんど残っていません」ということで、「忠臣蔵」にはドラマ性を高めるための脚色がかなり入っているのかもしれません。「吉良公は治水等の功績が高い名君であり、名君を暗殺したものを忠臣としたのでは、武士道にも反し芝居にならないので、吉良公を極悪人に仕立て上げた」のように、どちらの立場で物事を見るのかで解釈も変わってきますが、日本人好みに大きく脚色されていることは間違いないようです。名君義央公は今でも吉良の人々から名君として慕われています。


吉良から西浦までは国道を走るのが定番ですが、今回はなるべく海外沿いの地方道やら生活道路を走ります。写真は「吉良ワイキキビーチ」ですが、ハワイ州の観光局から「ワイキキビーチ」の名称の許諾を得ているとのこと。実はここには来たのは初めてかもしれません(子供の頃にあるのかもしれませんが記憶に無いので)。冬場なら人気も無く落ち着ける良い感じのビーチです。


海沿いの良い感じの道路を“のんびり”“まったり”走ります。ここは交通量が殆ど無いのでサイクリングのルートとしては「穴場」かもしれません。


西浦の激坂を上ってやってきました「夕日が彩る丘」。ここの「真実の鐘」をカップルで一緒に鐘を鳴らすと真実の愛を確かめ合うことができるらしい。。。自転車オヤジは独り寂しくカランカランと鳴らすのでした。


西浦の手前から妙に遅れ始めたJin君、ちょっとした風や上りで疲労困憊のようで、どうやら自転車に乗るのは1年ぶりとのこと。ギブアップ宣言が出たため、この先で昼食タイムをとって、蒲郡駅でお別れ。。。


国の天然記念物に指定されている蒲郡のシンボル「竹島」。島には日本七弁財天のひとつである「八百富神社」があり、過去に何度か参拝したことがありますが、若い頃には「夜間の肝試し」の場でもありました。


ラグーナ蒲郡。ここの約100艇のヨットやボートが光り輝く“マリーナイルミネーション”は綺麗です。冬場はテーマパーク「ラグナシア」とショッピングモール「フェスティバルマーケット」のイルミネーションとセットで楽しめます。


有名な「豊川稲荷」の正式名は「豐川閣妙嚴寺」という寺です。


狐の石像が1000体以上祀られている「霊狐塚」。ちょっと不気味と言うか怪しい雰囲気。


三河屋製菓の「しあわせ大福」。謳い文句は「『イチゴのわがまま』『マロンのためいき』『チーズの温もり』『あずきのジェラシー』よっつがひとつにあわさって、やさしい皮に包まれ小さな四合わせ”しあわせ大福”」。


三河国一之宮の「砥鹿神社」。これで愛知観光編でも「三河三ノ宮巡り」をコンプリートです。


豊川の堤防をまったり走って豊橋市内に向います。


15時、愛知観光編のゴール「吉田城」に到着。これにて愛知観光編三部作は完結しますが、オプションの「渥美半島」については菜の花のシーズンがお勧めです。南知多エリアについては、ぐるっと周っても面白みに欠けるため日間賀島をセットにすると良いかもしれません。

交通費
名鉄 新安城駅→三河高浜駅 390円
豊橋駅→新安城駅 650円



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