懐かしの「能登半島」満喫の旅

2013年5月2日~4日

2012年4月の北陸遠征の続きで富山市から新潟市、さらに秋田市、できれば青森市まで走りたいところですが、日程的に青森まで行くのは難しい。富山市までなら鉄道を使ってもなんとかなりますが、それより先は飛行機を使うことになります。

日本一周ルートとの兼ね合いで「利用しやすい空港」を考慮すると、新潟空港と青森空港が都合が良いため、北海道遠征も見越して新潟空港と青森空港で分割します。しかし、富山市から新潟空港までの区間だけでは中途半端になってしまいます。

日本地図を眺めてみると“大きい”半島をカットしては「日本一周」としてどうなんだろうと変な拘りが出てきます。本州なら紀伊半島、房総半島、能登半島あたりでしょうか。

能登半島には高校生の頃に自転車、大学生の頃に原付バイク、社会人になって車で周ったことがあるため、いまさら感があるのですが、「ブロンプトンで日本全国制覇の旅」を機会に改めて能登半島をぐるっと周ることにしました。このことで「能登半島」と「富山市~新潟市」で4泊5日の旅となります。

石川・富山・新潟
201305石川・富山・新潟(連結)

初日

今回の遠征ではスタート時刻を少しでも早めるため新幹線と特急を使います。三河安城駅から「こだま」に乗車。GW期間とはいえ平日の「こだま」の乗車率は非常に低く、1号車の乗客はわずか数人のみ。


米原駅で特急に乗り換え。


混雑を予想して指定席にしましたが、なんと貸し切り状態です。実は自由席も空いています


金沢駅で各駅停車に乗り換え。


津幡駅が今回のスタート地点になります。2012年4月の北陸遠征の時は、ここを通り倶利伽羅峠を越えて富山市に行っているため、津幡駅が能登と富山の分岐点になります。津幡駅にも倶利伽羅峠の「火牛像」が置いてあるため、ここが倶利伽羅峠の入り口みたいなものでしょうか。


なるほど白鳥の飛来地ということで白鳥を模した道路標識。遊び心があってなかなか良い感じ。


平野部でも倶利伽羅峠のようにGW期間中も桜を楽しめるようです。


能登方面に行くのなら、ここに立ち寄る人が多いのでは? 「千里浜なぎさドライブウェイ」をブロンプトンで走ってみます。


自転車でも「千里浜なぎさドライブウェイ」を走ることができるらしいのですが、踏み込むペダルが重く、無理に進もうとするとタイヤが砂に埋まり、何度も転倒しそうになります。500mほど頑張ってみましてがギブアップ。ここを走ることができる自転車というのはマウンテンバイクのことかもしれませんね。


のと里山海道と並走している自転車道があったので走ってみますが、すぐに離脱。


小腹が空いたので「みそ饅頭」をいただきます。


石碑に「日本燈台濫觴之地」と書かれている「旧福浦灯台」。1876年に建造された日本最古の木造灯台。


伊勢二見の夫婦岩より大きい「能登二見」。


(元)世界一長いベンチ「サンセットヒルイン増穂のベンチ」。もう話題性に劣るのか寂れた感じがします。


日本の棚田百選「大笹波水田」。


ここにも義経伝説が。「義経の舟隠し」。


映画『ゼロの焦点』の舞台「ヤセの断崖」。映画の影響で身を投げる人が続出したとか。


18時30分ごろに輪島の宿に到着。今日はひたすら続く向かい風で疲れました。

二日目


おはようございます。朝食バイキングでエネルギーを十分に補給します。


世界農業遺産「能登の里山里海」。日本国内の世界農業遺産は「能登の里山里海」「トキと共生する佐渡の里山」「阿蘇草原の持続的農業」「静岡の伝統的な茶草場農法」「国東半島・宇佐の農林水産循環システム」の5つ。偶然ですが、いちおうブロンプトンの旅でそれらの場所には行ったことになります。


能登半島のビューポイント「曽々木海岸(そそぎかいがん)」。


ここにも恋人の聖地があります。その名は「せっぷんとんねる」。昭和32年公開の映画「忘却の花びら」で主人公とヒロインがこの洞窟で接吻したことからその名が名づけられたとのこと。そんな古い映画は知らないけど、元祖恋人の聖地といえるかもしれません。


大量の鯉幟が泳いでいます。このような風景をあちこちで見かけるようになりましたが、どこが最初に始めたのでしょうか。


能登半島にも「ゴジラ岩」があります。ゴジラ岩は全部で3つ「能登半島」「男鹿半島」「知床半島」。


“半島”の海沿いの道にはアップダウンがつきもので奥能登にも急坂が待ち構えていました。いかにも「これから上りますよ~」という雰囲気がする光景。


こんな感じでいっきに上り、景色も良くなりますが、相変わらずブロンプトンで上るのは疲れます。


能登半島最北端の「禄剛埼灯台」。えっ何これ?という感じのズングリムックリした灯台。


ここで小休憩タイム。「おからコロッケ」と「おからドーナツ」をいただきました。しかし、ここでガッツリと補給しなかったことを後悔することになります。


ここが有名な「ランプの宿」。「珠洲岬(すずみさき)」は日本三大聖域の一つと言われているらしく、パワースポットになっている場所に「空中展望台」が建てられています。空中展望台の先端に行くには入場料500円が必要。


懐かしの見附島(軍艦島)。岩の上をひょこひょこと歩いて渡ることができます。サイクル野郎では輪太郎が自転車で渡っていましたが。。。


こちらも元祖恋人の聖地「恋路海岸」。

波が穏やかな恋路海岸は伝説が残る海岸です。その昔、深い恋仲となった2人の若者、鍋乃と助三郎がいました。鍋乃に思いを寄せる恋仇の男の罠のため、助三郎は海の深みにはまって命を落としてしまいました。鍋乃も助三郎の後を追って海に身を投げ死んでしまうという悲しい恋の伝説から、いつしかこの地が「恋路」と呼ばれるようになりました。この2人をしのぶモニュメントや鐘、銅像が設置されています。沖には弁天島が浮かび、恋路海岸から見附島(珠洲市)までの3.5キロの海岸線は、「えんむすビーチ」と呼ばれています。(ほっと石川 旅ねっと)


懐かしんでやってきた「九十九湾」。昔の観光地は寂れて観光客が殆どいません。


能登町の「とも旗祭り」。


食事処を探しながら走ってきましたが、そろそろ腹ヘリが限界にきています。道路からチラッと見えた雑貨屋に飛び込んで、パン1個とあずきバー1個を購入。ところがその金額に耳を疑いました。なんと500円なり。いやいや高くてもせいぜい300円だと思うのですが、品物に値札を貼っていない雑貨屋は留守番のお婆さんの言い値なんだろうか。腹が減りすぎているので言い値で購入しましたが、これを機に田舎の雑貨屋には行かないことを心に決めました。


日本最古の漁法「ぼら待ちやぐら」。それにしても今日も向かい風に苦しめられています。昨日は北上して向かい風、今日は南下して向かい風。なぜなんでしょう。


「ツインブリッジのと」を渡ります。


そして「能登島大橋」を渡ります。


18時ごろに宿に到着。夕食は「このわたイクラ丼(1380円)」をいただきました。

三日目


おはようございます。今朝も2食分いただきます。ここの朝食バイキングはアタリです。朝から満足満足。


遠征先で祭りに遭遇することがありますが、今回の遠征では二日続けて遭遇。七尾市の「青柏祭」のようです。


日本最大級の青柏祭の曳山(でか山)。名前の通り、デカイです。


氷見市薮田地区の「垂姫伝説」。いろんな伝説があるものですね。


藤子不二雄A氏が生まれ育った氷見市比美町の「忍者ハットリくんロード」。


にんにん


「光禅寺」の境内には、このような石像が並んでいます。左から忍者ハットリくん、怪物くん、プロゴルファー猿、喪黒福造。


観光ポイントが非常に多い今回の遠征前半のメインイベントは「砺波のチューリップ祭」。


20数年前と変わらず大繁盛な祭ですね。若かりし頃を思い出します。自転車オヤジが独り寂しく立ち寄るには違和感ありですが。


満開のチューリップを眺めているとなんだか幸せな気分になってきます。独りだって良いじゃないか。


富山城址公園の「富山城(模擬天守)」。国盗りゲームの富山県もクリア。


岩瀬まち歩き「北前船回船問屋森家(国指定重要文化財)」。


16世紀初頭より北国街道加賀藩の宿場町として人の往来や物資の流通で賑わった「なめりかわ宿場」


これが富山県の県道1号。「1号」という割には生活道路のような雰囲気で道幅が狭く、交通量が少ないためサイクリングに適しています。


雪景色の北アルプスの山々。晴天の昼間なら「絵」になりそうですね。


夕日に染まる能登半島。ぐるっと周ると結構な距離がありました。津幡駅から時計回りで砺波(となみ)までで345km。金沢起点で一周するなら400kmもあります。


17時40分ごろに宿に到着。今夜は「海の幸」で大満足。


富山の酒で乾杯!




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