映画「ねことじいちゃん」の舞台になっている佐久島には3回訪問しました。
1回目はブロンプトンを持ち込んでアート巡りです。
→ インスタ映えの島「佐久島」
→ インスタ映えで有名になった「佐久島」で撮影三昧
2回目はロケ地巡りと“猫”目当てです。
→ 映画「ねことじいちゃん」ロケ地巡り
→ 猫島訪問第四弾「佐久島」
3回目は東港エリアの“猫”目当てです。
→ 猫島訪問第四弾「佐久島」ふたたび
ブルーレイ版「ねことじいちゃん」を予約注文して届いたらすぐに観るつもりでしたが、いろいろあってようやく完全休養日に観ることができました。
ねことじいちゃん
複数の登場人物がいますが誰もが重要な役割を持っていません。主人公であるはずの「大吉(じいちゃん)」ですらこの映画では脇役みたいな位置づけで、主人公は猫の「タマ」です。
ところが、真の主役の「タマ」を中心とした物語というわけでもなく、この作品の監督が猫好き岩合さんゆえに、監督が好きなように撮ってもらうとタマを演じるベーコン君のプロモーションビデオになってしまう可能性が高いため、人間側の小話をちょいちょい挟んで1本の映画にしています。
しかし、映画を観終わって「やっぱりベーコン君のプロモーションビデオみたいだなぁ」という印象を受けるため、そこで「特典DVD」の出番です。
特典DVD
・メイキング
・イベント映像集(完成披露試写会、初日舞台挨拶)
ねことじいちゃん Blu-ray豪華版
「超猫好きな人が猫の映画を作るとこうなるのか」がよく分かる裏話は「特典DVD」に収録されているので、「猫の映像を観るだけで満足」ではなく「猫の映画を観たい」という人は「特典DVD」は必見です。「まあ岩合さんが監督やれば、猫愛に溢れた作品になるのは仕方ないよね」となります。柴咲コウさんを起用した理由は「猫が大好きな女優さん」だから「特別な理由はないが、とにかく猫が大好きだから猫がたくさんいる島に来て喫茶店を開いた」という役に最適だから。監督からの指示は「演技をしないで素でお願いします」という点が面白いです。
その逆に猫好きなのに「猫が苦手」の役を演じる俳優さんは苦労したいう裏話も楽しいです。
原作漫画は「まずは1巻のみ」のつもりでしたが、前日訪問した猫カフェに全巻置いてあるのが気になって、全て買いそろえました。原作漫画も特にストーリーはありません。猫とお爺さんの触れ合いを描く超短編漫画です。写真集のように隙間時間になんとなく眺めるのに適した漫画です。