「上戸版アタックNo.1」(2)

“いよいよ”なのか“ようやく”なのか「上戸版アタックNo.1」が終盤に向かって盛り上がってきた。第6話までは何だか見ていてイライラしてきましたが、きっと後半はスッキリ見せてくれることでしょう。

鮎原こずえ(上戸彩)率いる富士見学院高校は日本全国の強豪校とインターハイという大舞台で激闘。その対戦相手は全日本の合宿で苦労を共にしたライバルたち。個人的な感情を捨てて、鮎原は戦い続けることができるのであろうか。そして富士見学院高校バレー部の存続はいかに…。

「上戸版アタックNo.1」(2)

ストーリーの前半は、「上戸版アタックNo.1」というドラマは舞台を「高校女子バレー部」としながらも、「人間ドラマ」の面が強すぎて、「スポ根ドラマ」というよりは苦悩する“鮎原こずえ”という一人の女子高生の話だったような気がします。そして、ストーリーの折り返し地点の第7話からは、ようやく「アタックNo.1」という作品名に違和感を持たせないような「高校女子バレー部」のドラマが展開します。

親友・早川みどり(酒井彩名)が鮎原に大きなコンプレックスを持っていることを、ストーリーの序盤からずっと演出してきましたが、「それはちょっとやり過ぎでは?」と思える反面「きっと最終回は全国大会で親友対決になるんだろうな」と大多数の視聴者が予想したことでしょう。

感動の最終回は親友対決、その結末はいかに…。早川は鮎原に心を開くことができるのであろうか。



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