激安だけど使えるタブレット「Dragon Touch X10」

2011年末に購入した「Sony Tablet Sシリーズ SGPT111JP/S」が便利過ぎて、自宅でPCを使う頻度が激減していました。しかし、毎日使うと寿命が来るのも早くなるようで、いろいろと不具合が起きています。

液晶のバックライトが部分的に妙に明るくなっていますが、画面が見えないわけではないため、我慢できる範疇です。

WiFiが不安定になることが多い。これが一番厄介です。無線LANの親機を認識していてもネットを使えなくなることが頻繁に起きるため、再起動を強いられます。

最近はタブレットをCATVのSTBに接続できるようになったため、録画しておいた番組をタブレットで視聴するのですが、再生中に切断されてしまうことが頻繁に起きます。最初はSTB側の障害かと疑ったのですが、ネットにも接続できなくなるため、明らかにタブレット側の障害です。

自転車遊びへの出費が減ったため「そろそろタブレットを買い替えるか」と思いつつも、映像・音響関連に出費が続くため、大手メーカー品には手が出ず、タブレットも消耗品であることには間違いないため、できれば壊れても諦めがつく価格帯で選びたい。

どうせ買い直すのならば「TVに接続できるもの」を絶対条件とします。もちろん「簡単に」です。少し調べてみると接続方法はいくつかあるようですが、一番簡単な方法は「HDMIケーブルで繋ぐ」のようです。ケーブルを繋ぐだけでタブレットの映像と音声がTVから出力されるらしい。

ということで、「安い」「10インチ」「HDMI端子あり」「メモリもそこそこある」を条件にメーカー不問で探してみました。

見つかったものを3日ほど寝かしてからポチッ。


Dragon Touch X10 15,999円

主な仕様
オクトコアGPU、2.0 GHz Google Android 5.1 Lollipop
サイズ:27.8*17*1.1cm 10インチ、1366×768 IPSスクリーン、10ポイントタッチ 
1GB RAM、16 GBストレージ(32GBまで拡張可能)
デュアルカメラ: リア5.0MP、フロント2.0MP
Bluetooth、Mini HDMI、Wi-Fi、標準USB、Micro USB
バッテリー: 7200 mAH


TabSuit Dragon Touch X10 タブレット専用 保護ケース 1699円
Amazonベーシック ハイスピードHDMIケーブル – 3.0m 673円
HORIC HDMI ミニ 変換アダプタ HDMIタイプAメス-HDMIタイプC(mini)オス 604円
【Amazon.co.jp限定】Transcend microSDHCカード 32GB Class10 UHS-I対応 1080円


タブレット本体、電源ケーブル、USBケーブル、そして小冊子。


「Dragon Touch X10」には最初から液晶保護フィルムが貼られています。画面に「傷がついている!」というクレームを防ぐためかもしれませんが、やたらと反射するため、オプションの「反射防止マットタイプ」に張り替えた方が良いかもしれませんね。


「Dragon Touch X10」の裏面にはドラゴンのイラストが描かれています。さすが中国メーカーといったところでしょうか。


右から、ヘッドホン、DC電源、USB、mini HDMI、マイクロUSB、マイクロSDカードスロットが並んでいます。まずは、電源を入れる前にマイクロSDカードを入れておきます。


オプションの保護ケースに入れると小型TVのような佇まいになります。主にCATVのSTBに接続して使うため、このようにTVもどきになることは使い勝手が良いです。


電源オン。いくつかの設定項目をポチッポチッしていくとすんなり完了。初期不良品に当たらなくて良かったです。それだけが心配でした。


さっそくメインに使うアプリをインストールします。


すんなりとCATVのSTBに接続完了。録画一覧も正常に表示されています。


ドラゴンボール超を視聴中。タブレットでアニメを観ていると音が気になるのか、妻がTVの音を大きくするので、お互いに嫌な感じです。


ガンダムUCを視聴。イヤホンを発掘してきて使ってみると、音が劇的に良くなりました。このタブレットにはイヤホンは必須かもしれません。

ただ、イヤホンでは耳が痛くなりますし、老眼ゆえにタブレットの画面を長時間見るというのは目が疲れます。

「このタブレットを買うことにした理由」の大本命に取り掛かるため、二階の自室に移動。


「ハイスピードHDMIケーブル」と「変換アダプタ HDMIタイプAメス-HDMIタイプC(mini)オス」を使います。


「タブレット→AVアンプ→TV」と繋ぎ、CATVのSTBにWiFi接続すると、録画一覧がTVにも表示されました。


再生してみると、タブレット側は映像が消えてTV側だけ映像が流れます。アプリの操作メニューだけがタブレット側に残っています。試しにマクロスΔを再生してみましたが、途中で途切れることなくスムーズに1話分の再生ができました。肝心の「音」も全く問題ありません。


「AbemaTV」を視聴する場合は、タブレット側も映像が流れます。


ところが「Google Play」を視聴してみると、TV側は真っ黒なままでタブレット側だけ映像が流れます。あちこちのサービスを使う人には注意ポイントかもしれませんね。


Twitterアプリをインストール。


することは無いと思いますが、大画面でツイートも可能です。よく見ると左右が少しだけ切れています。

試しにツイートしようとしてみたら、日本語入力ができません。


設定画面の中に「言語と入力」がありました。最初の電源投入時の初期設定の「言語」の選択で「日本語」を選びましたが、それだけでは足りないようです。


「現在のキーボード」と「IME」の欄を「日本語」にすることで日本語入力が可能になります。※時刻も初期値では日本時間にはなっていません

「Dragon Touch X10」のストレージに“おまけ”なのか“プロモーション”なのかよく分からない動画があったため、再生してみるとサラウンドシステムの威力発揮という音が鳴り響きました。音楽を「Dragon Touch X10」に保存するという使い方もできるかもしれません。

ということで「CATVのSTB→タブレット→AVアンプ→TV」にしたことで、撮りためた映画やアニメを自室で遠慮なく観ることができる環境が完成しました。

ちなみに、Googleから来るメールに書かれている機種名は「SonyEricsson Xperia X10」になるようです。

追記.
CATVのSTBにタブレットを2台接続してみました。


プロ野球の3試合を同時に観ることができます。



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