いまさらですが『映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』

うちの子供が小さい頃は「クレヨンしんちゃん」のテレビシリーズを観たり、映画のDVDを借りて観たり、原作本を読んだりしていましたが、たぶん2000年ごろからは家族の誰もが関心を持たなくなりました。

先日観た『BALLAD 名もなき恋のうた』のアニメ版が『嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』ではなく、『嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』の実写リメイク版が『BALLAD 名もなき恋のうた』という関係の2作品。浦島太郎状態ですが、改めて「映画 クレヨンしんちゃん」のことを調べてみると、『嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』は歴代1位とか2位の高評価のようで“必見”らしいので、『BALLAD 名もなき恋のうた』とセットで観ておくかとポチッ。

映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦

『嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』のことを知らなければ、『BALLAD 名もなき恋のうた』は「主演の草彅剛が演じる武士(井尻又兵衛)と新垣結衣が演じる姫(廉姫)のラブストーリー」というそれ以上でもそれ以下でもない作品なのですが、『嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』を観てしまうと「どこが違うのか」とついつい考えてしまいます。

『BALLAD 名もなき恋のうた』の主役は井尻又兵衛であり、廉姫の思いも丁寧に描かれています。『嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』の主役は当然ながら野原しんのすけであり、野原一家の出番の割合が多く、代わりに廉姫の扱いが少ないです。

ストーリー上の出来事などは『BALLAD 名もなき恋のうた』と『嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』は同じですが、「どっちが良い」と比べる必要がないほど違う作品です。キャッチコピーは前者が「守ることが,愛することだった。祈ることが,愛することだった。」、後者が「歴史を変えるおバカ参上!」ですので、どこに重点を置いているのか違って当然です。

序盤は「クレヨンしんちゃん」らしいふざけた演出がちょいちょい出てきますが、それに慣れたころの中盤以降はしっかり作りこんだ映画になっているため、「クレヨンしんちゃん」を観てこなかった人も十分に楽しめると思います。

なぜ『嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』は高評価なのかはwikipediaに書かれている『本作はアニメーション映画ではあるものの、制作に際しては文献調査や時代考証に力が入れられており、戦国時代の風景や生活が、丁寧で詳細に描写されている。戦場での白兵戦も、単なるチャンバラではなく、総合的な組討術の所作が考証されている。これについて作家の鈴木輝一郎は「戦国時代の合戦シーンとして、動画の映像資料として最も正確なもの」と述べている。』によるところが大きいようです。

時代劇が好きな人も満足する映画と言うわけです。




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