東海道を走るシリーズの続きです。今回は一泊二日で新富士駅から舞阪駅まで走ります。東海道を走るだけでは面白みに欠けるため、それなりに立ち寄りポイントを用意して、初日は「ガンダム」です。
本日のコース
記憶が曖昧なため走行ルートに誤りがあるかもしれません
今日は新幹線で東へ向かいます。新幹線を使った輪行は初めてですのでちょっとドキドキ。
定番の最後尾の席を確保して、プロンプトンを置きます。(車両に乗っているのはたったの二人)
8時35分、新富士駅をスタート。プロンプトンで走ると新富士から自宅まで三日掛かりなのに、新幹線ならたったの1時間10分…
まずは田子の浦の「港公園」で富士山を拝みます。
そして海岸沿いの遊歩道を気持ちよく走ります。
今回もあちこち立ち寄りながら、東海道を走ります。富士川橋の手前にある「水神社と渡船場」。富士登山道の起点にもなっているらしい。
9時54分、蒲原宿(かんばらしゅく)。富士川橋を渡った先の旧東海道は普通の生活道路になっていて、走る必要は全く無かったです。橋を渡ったら素直に県道396号を走る方が平和です。
この東海道の「岩淵間宿」から「由比宿」の区間は「歴史国道」として選定されていますが、それっぽい雰囲気がするのは「由比宿」周辺だけです。
10時7分、由比宿。今日は時間に余裕があるため由比本陣公園を散策してみました。
そして、おもしろ宿場館で…
早めの昼食タイムです。「紅白中どんぶりセット(980円)」をとても美味しくいただきました。「生桜えび揚げどんぶり」と「ゆでしらすどんぶり」のダブルどんぶりです。桜えびのかき揚げはとっても美味しいですよ。
さて、本日のメインイベントの「薩埵峠(さったとうげ)」に向かいますが………。ものすごい激坂でした。100mほど気合を入れて上ってみましたが、あえなくギブアップ。それ以降の激坂区間を全て歩くことに…。
頂上の駐車場の手前に峠の石標がありました。冬場に来れば、富士山が絶景かもしれませんね。
そして頂上からの景色。
この峠道は富士山を背にしながら上るため、ときどき振り返りながら上ってみるといいかも。
11時40分、興津宿東本陣址。
江尻宿は「清水」ですので、やたらと交通量が多くて落ち着きません。といっても素通りするわけにもいかないため、稚児橋の近くにあった魚町稲荷神社に立ち寄ってみました。少年サッカー発祥の地の記念のオブジェが飾られています。
江尻宿木戸跡にあった建物は、お米屋さんでした。
府中宿の前にちょっと寄り道。もちろん「ガンダム」を間近に見るためです。ブロンプトンを畳んでコロコロと転がして会場に入りました。何も注意を受けることなく自転車を持ち込めるのは、ブロンプトンだけかもしれません。
前回来た時は遠くから眺めるだけでしたが、今日は間近でじっくり見ることができて大満足です。
ガンダム静岡に立つ!
府中宿には本陣跡が無いらしいので、駿府公園をぶらぶらします。
家康公が晩年をすごした駿府城。鷹狩りを楽しむ家康公。
14時7分、丸子宿の丁子屋。
運命の分かれ道? 右は東海道、左は旧東海道になっています。「明治のトンネル」というのが気になったので左に行きます。
なんだか不気味な雰囲気が漂うトンネルですが、ブロンプトンにライトをセットして突入します。
トンネル内の路面は綺麗に舗装され、ライトもあります。観光用に整備されているようです。
15時、岡部宿の柏屋歴史資料館。
ブロンプトンを停めて写真を撮っていると年輩の人に必ず話しかけられます。そういう自転車なのでしょうか。話しかけられたついでに資料館を見学することにしました。
当初の予定では焼津のホテルへ向かうのですが、時間がまだ早いので、藤枝宿に行くことにしました。
藤枝成田山を参拝。「おたすけ観音」「ボケ除の像」「水かけ不動尊」「水子地蔵尊」「十二支守御本尊」「願掛日限地蔵尊」「布袋尊」「弘法大師修行像」「水天宮」etc 境内にいろんなものがありました。(何でもOK?)
正定寺の「本願のマツ」。
藤枝宿の本陣跡を探すためにありそうな場所を何度も往復してやっと見つけたのが…
これでした。矢印の先に何かあるかと思えば、普通の駐車場でした。
焼津へ向かう途中に「田中城跡」に立ち寄って、今日はこれでオワリ。
焼津さかなセンターで「海鮮丼(1500円)」をいただきました。1500円ですから美味いのは当然ですが、もう少しご飯の量が多いと嬉しいのですが…。足りなかったのでコンビニで食料を仕入れてからホテルにチェックイン。
17時。ブロンプトンならコロコロと転がして部屋に持ち込めます。明日へ続く。
本日の走行距離は約80kmでした。(獲得標高300m)
交通費 新富士駅-三河安城駅 6,180円
宿泊費 7,650円