兵庫遠征「淡路島の水仙と七福神巡り」

2012年1月27日~29日

「ブロンプトンで全国制覇」の遠征先については「季節モノ」も重要視しています。冬の季節モノといえば「スイセンの花」でしょうか。そこで冬まで温存していた淡路島遠征を実行します。

今回の遠征の走行マップ

2012年1月27日(1)
2012年1月27日(2)
2012年1月28日
2012年1月29日(1)
2012年1月29日(2)

3泊4日の兵庫遠征の二日目と三日目は淡路島(「立川水仙郷」「灘黒岩水仙郷」「淡路七福神巡り」)、四日目は神戸周辺の観光サイクリングを楽しみます。

二日目


まずは改装中の姫路城の周囲をウロウロしてみました。姫路城をしっかり見ることができるようになるのは何年後なのでしょうか。その際には「桜」とセットで拝見したいものです。


明石と淡路島を結ぶ高速船「淡路ジェノバライン」の乗り場に到着。チケットは窓口ではなく券売機で買います。


淡路島に上陸。今日も晴天のサイクリング日和です。淡路島をぐるっと一周することが目的ではなく、あくまでも観光が目的ですので、立ち寄りポイントをいくつも用意してあります。まずは今の時期でも花を楽しめる「あわじ花さじき」へ向かいますが、これがなんと急坂&激坂がひたすら続くのです。


淡路島上陸直後からひたすら上り続けて、ようやく「あわじ花さじき」に到着。「リアキャリア+荷物」のせいなのか、いつもより上りが非常に疲れ、すでに激疲れ状態にあります。


さっそく園内を散策してみますが「花」については、ちょっと寂しい雰囲気。今の時期は花を目当てにするのではなく、ここからの景色を見るために訪問する人が多いかもしれません。


せっかく淡路島にやってきたのですから「水仙」だけでは物足りないため「淡路島七福神巡り」を楽しむことにしました。2年ほど前に同僚と「淡路島七福神巡りをしようか」と企画したことがあり、その時はタイミングが合わずに企画倒れになりましたが、今回は「水仙巡り」と「七福神巡り」を単独ではありますが十分に堪能します。


ルートの都合上、最初の訪問したのは大黒天(裕福の神)さまの「八浄寺」。ここには淡路島七福神のパネルが設置されているので、「七福神巡り」の気分も高まりますね。


大きな大黒天(裕福の神)さま。


次に寿老人(長寿の神)さまの「宝生寺」。こちらの若いお坊さんはとても愛想がよくて、長寿橋で記念写真を撮ってくれました(お寺によってはとても無愛想なところもあります)。この橋を渡ると長生きできるそうです。いつまでも元気で自転車に乗れますように。


木彫りの寿老人(長寿の神)さま。


日暮れまでには少し時間があったため「洲本城」に立ち寄ってみることにしましたが、これがまた激坂のドライブコースのようなところをえっちらおっちら上ることになるのです。昨日からオプションの立ち寄りポイントには何故か激坂が待っています。


16時10分頃に洲本の宿に到着。

三日目

今回の遠征のメインイベントである「水仙観賞」のため、少し早めに宿を出発。ところが「立川水仙郷」へ向うルートは、ブロンプトンでは非常に厳しい激坂の連続でもうクタクタです。


「立川水仙郷」の水仙もいちおう見頃なのでしょうが、「期待してやってきた割にはちょっとね」という雰囲気です。


私が訪問した時間帯では観光客は誰もいません。ゲートの係員を除けば人影無しという非常に寂しい雰囲気がする立川水仙郷でした。


引き続き「灘黒岩水仙郷」に立ち寄ってみました。こちらは観光客がそれなりに来ています。一眼レフを抱えたカメラマンも大勢いたので、水仙の観賞地としては「灘黒岩」が有名なのかもしれません。


洲本市方面から「灘黒岩水仙郷」に来る場合は山岳コースを走る必要がありますが、南あわじ市方面からなら激坂は僅かで、「灘黒岩水仙郷」から先へ行かずにUターンすれば“酷い目”に遭わなくて済みます。


「道の駅うずしお」で昼食にしようと考えていたため、鳴門岬を目指して走りますが、風が強くてちっとも進みません。ここまでで激坂越えが何度もあったため筋力も大幅にダウンしています。このままでは「七福神巡り」の時間割が足りなくなってしまうため、鳴門岬を諦めることにしました。

さくっとダイジェストで…

恵美酒神(律儀の神)さまの「万福寺」

布袋尊(和合の神)さまの「護国寺」

毘沙門天(勇気の神)さまの「覚住寺」

「灘黒岩水仙郷」でチラシを配っていたお兄さんの話によると「淡路ファームパーク イングランドの丘」にはチューリップが既に開花しているらしいので、立ち寄ってみることにしました。入園して、まずは昼食タイムです。


牛すじ丼 + タマネギらーめん で1000円なり

お腹が膨れたところで園内を散策して、しばし花撮影を楽しみました。


まだ1月なのにチューリップが開花しています。


バラも…

再び、さくっとダイジェストで…

福禄寿(大望の神)さまの長林寺

弁財天(知恵の神)さまの智禅寺。


ここで七福神巡りをコンプリート。


おまけで伊弉諾神宮(いざなぎじんぐう)にも立ち寄ってみました。


最後は日が沈む中を風と闘いながら、なんとか暗闇になる前に宿に到着。

四日目

淡路ジェノバラインで再び明石に戻り、まずは明石城周辺をウロウロ。

最終日の立ち寄りポイントを決めたのは昨夜のことで、とりあえず神戸復興のシンボルの「鉄人28号」だけは外せないなぁという適当なスケジュールです。

「お~!これが鉄人か~!!」という雰囲気でなんだか迫力があってカッコいいです。間近で見ると迫力満点の巨大な鉄人28号。

次の立ち寄りポイントは「兵庫大仏」です。

そして「三ノ宮」の街並み

ここから先は、ひたすらゴールの新大阪駅を目指して走るのみですが、どうやら予定よりも2時間ほど余裕があるようです。三ノ宮を独りでブラブラするのも退屈だから早めに切り上げてしまったことも要因ではありますが。

そういえば新大阪周辺で立ち寄ってみたいところがひとつありました。それは万博記念公園の「太陽の塔」です。大阪遠征から「太陽の塔」を外すことはできないでしょう。いくしかない!とナビをセットして突き進むも、県境を越えて大阪府に入ると、非常に走りにくい。ちっとも進みません。

予想より遥かに時間を要して万博記念公園近辺に到着するも、初訪問者にとってはチンプンカンプンな大きな公園で、どこから入れば「太陽の塔」を見ることができるのかさっぱり分からない。さらに自転車を適当なところに置いておくのもNGらしくて、駐輪場を探し求めてあちこちウロウロ。係員の変な説明のせいで余計に訳が分からなくなり時間ばかり過ぎ、万博記念公園の外周道路をぐるっと一周させられ、最初にこの辺かな?と立ち寄ったところから100mほどのところに駐輪場がありました。

2時間ほど余裕があったハズなのに残された時間は僅かしかなく、入園料を払ってまで「太陽の塔」を間近で見る価値があるのか悩みましたが、せっかく苦労してやってきたのだからと閉園時間が迫る中、入園。「太陽の塔」に近づくと第一印象は「デカイな!」。そして「なんとも不思議なものだ!」でした。

17時50分の新幹線で帰宅。

一日目 距離は118.02km、高度上昇値は1054m
二日目 距離は86.78km、高度上昇値は720m
三日目 距離は107.54km、高度上昇値は931m
四日目 距離は92.72km、高度上昇値は553m
合計 距離は405.06km、高度上昇値は3258m

交通費
三河安城-岡山 10990円
明石-岩屋 450円+200円
岩屋-明石 450円+200円
新大阪-三河安城 7140円



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