体重を前年比でチェック

毎日欠かさずに体重を測定して記録しています。「毎日測定する」という基本的なことが一番重要で、そのことで日々の変動の要因も明確に把握することができます。

ところで「現在の体重は○○.○kgである」というその瞬間の体重というものはそれほど重要ではありません。特に自転車で走り回っている場合は、日々の変動幅が大きすぎてアテにはならないのです。体重の推移をグラフで見れば、傾向などが分かって、早急に何らかの取り組みをする必要があるのか、既に取り組んでいる内容が結果に結びついているのか一目で分かるようになります。

ところがこれにも欠点があって、長期間の推移を左から右へ表すグラフの場合は、「なんとなく減っているのかなぁ」という判断になってしまいます。

そこで、1年以上「日々の体重」を記録しているのならば、前年との比較をしてみると「減った」「増えた」が良くわかります。

私の場合は2009年6月から記録しているため、このようなグラフにしてみました。

2011年は2010年に比べて低いところで上下していることが分かります。つまり、昨年よりは体重が軽くなっているということです。

2009年6月から順調に体重が減り、12月頃に下げ止まりになっています。これはあえてそうなるような取り組みに変えているからです。

単純に体重を落とすのではなく、持久力アップのためのロングライド、心肺機能アップのためにのヒルクライムを2010年10月頃まで続けました。この期間の体重は中期的にみれば殆ど変りません。

そして、ある程度の基礎体力が付いてきたことで、再び脂肪を減らす取り組みを2010年11月から2011年2月まで続けました。それまでに十分なノウハウを得ているため、脂肪を減らすことなど簡単なことでした。もちろん「体力や筋力の低下」ということはありません。

2011年3月からは再び「ガツガツ食べてガシガシ走る」というパターンですが、冬場に減らした脂肪が増えていないことが6月から9月のグラフで分かります。

脂肪が増えていないどころかさらに減っている状態にありますが、これは「ジテツウ」によるものです。休日のサイクリングによってカロリーの摂取と消費のバランスが取れていたのですが、ジテツウトレーニングで消費が上回っているからです。とくに最近は「ブロンプトンの観光ポタ」の頻度が多いため、宿泊先で大量に摂取するカロリーの分を事前に消費させる必要があり、ジテツウの走行距離を伸ばしているためです。

ジテツウトレーニングにも「脂肪燃焼」と「筋力アップ」それぞれに適した走り方があります。4月から8月までは「筋力アップ」、9月は「脂肪燃焼」に特化した走りを試して、想定通りの結果になっているため、今週からは少しバランスを変えています。11月の鈴鹿6時間に向けて「脂肪燃焼」や「筋力アップ」とは違ったトレーニングが主体になります。



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