体重が増減しない食事量を

5月は運動強化月間としてちょっとムリをして走り回りましたが、引き続き6月も運動月間にしたいのですが、なぜか変な用事が入ったり天候が不順だったり思うようにスケジュールをこなせそうもありません。

そして「自転車通勤」を目論みは残念ながら粉砕しました。いちおう通勤路は自転車でもなんとかなりそうで、走ることを予定していたルートで数名の“自転車ツーキニスト”を毎日見かけます。スーツ姿でロードをかっ飛ばす強者も中にはいますが、普段着でクロスバイクを常識的な速度で走らせる光景が一般的でしょうか。それを見て「私も!」と思いたいのですが、なにせ“大汗かき”な体質ですので、朝から自転車に乗ると会社に到着した頃には滝汗状態になり、周囲から変な目で見られること間違いありません。自転車ではラストの急坂を上れませんし…

週末だけでも気合を入れて走りたいのですが、二週続けて走行距離が少なめです。

となれば、「もしかしたら体重増?」となってしまうところですが、実は全く増えることはありません。通常なら週末に運動しても運動不足になる平日5日間でチャラになってしまうところです。週末だけ運動している人が痩せない理由はそれなりにあるのです。

それは、ダイエットに一番重要であり基本である「体重が増減しない食事量を把握すること」です。つまり、運動不足になる平日5日間で体重が増減しなければ、週末に運動した分だけ痩せられるのです。

食事制限で体重を落とした場合は、基礎代謝がそのまま落ちてしまうため、食事量もそれに合わせて減らす必要がありますが、自転車ダイエットの場合は、脂肪を減らして体重を落としても基礎代謝はそれほど落ちてこないようです。多少なりとも筋肉が付いてくるからでしょうか。4月上旬頃に決めた食事量を維持しても体重が増えることはありません。それどころか運動しない平日でも若干減っているようです。

年々腹回りがものすごい状態になっていく同僚が、最近ようやく危険度を自覚したのか「ダイエット」を始めました。手っ取り早い方法の食事制限ダイエットをやっているので、「あれは続かないよね」が周囲の評判です。体重が100kgもある人ならば、摂取カロリーを1400kcalに抑えるだけで毎日寝ていても一週間に1kgは減っていきます。ところが体重が90kgになると1280kcalにする必要があります。同僚は「1ヶ月で5kg減った」と自慢げに話していましたが、そんなの当たり前です。昔流行った「リンゴダイエット」をやれば腹の中がスッキリしてそれだけで5kg程度はすぐに減ります。その後に食事制限をやれば、もともと超肥満体なら10kg程度はあっと言う間に減ることでしょう。さてそこから先が続くのかですが、一部の本当に意思が強い人を除けば………リバウンドするでしょう。仮に頑張って80kgになったとしても、本質的に食べることが好きな人だから100kgオーバーになったのです。再び食べ始めればあっという間に体重が増えていくのが自然です。

つまり、体重が増減しない食事量を常に把握していることが一番重要だということになります。

さてさて、ダイエットを始めた同僚の一年後の姿はどうなっていることやら。

追記. 一年後の同僚
食事制限ダイエットをやっていた同僚の体型は、全く変わっていませんでした。最初の2ヶ月間で減らした状態をなんとか維持しているようですが、100kgオーバーだったのを90kgにして、それを維持することで精一杯とは…



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