ブルーノミニベロ16ロードを購入して走り始めた頃の走行距離ですが、改めて振り返ると「笑えるほど少ない」です。自転車遊びを再開した当初は「ダイエット」のつもりで走っていたわけではなく、「写真を撮るために撮影地を自転車で周る」でしたので、走行時間よりも写真撮影に費やしている時間の方が長く、結果的に走行距離は少なくなっています。しかし、冷静に振り返ってみると…
「体重が多いし、脚力が無いので、距離を稼ぐ事ができなかった」といえるかもしれません。
輪行目的でブロンプトンを購入しても、「写真がメイン」でやっていたため、走行距離は相変わらず少なめですので、「近場」または「車を併用」の場合はブルーノミニベロ16ロードで、電車を使う場合はブロンプトンを使っていただけで、決して走りそのものが目的ではありませんでした。
まあそういう状態ですので、「走るのに慣れる」程度にはなっても、ブルーノミニベロ16ロードは見た目どおり真剣に走りこむような自転車ではないため、ダイエットや脚力アップには結びつきませんでした。
ところが例の事故を切っ掛けにビアンキLupoDを購入以降については、徐々に「写真撮影」と「走り」の割合が変わってきました。ビアンキLupoDは見た目以上に重量があって今となっては「なんて重い自転車なんだ」と思うのですが、当時の体重が80kgオーバーだった私が乗るにはその頑丈さがメリットとなっていて、3ヶ月間乗り回しているうちに体重が減り、脚力も付いてきました。
そして体重がある程度減ってから久しぶりにブルーノミニベロ16ロードに乗ってみると、以前では考えられないほど乗りやすくなっていたのです。乗りやすくなっているから、ロング走行も気合を入れた走行も可能で、ブルーノミニベロ16ロードでもダイエットや脚力アップができます。
つまりは、自分の体に合った自転車を使わなければ、ダイエットや脚力アップに結びつかないということです。肥満体で貧脚の人がブルーノミニベロ16ロードを買ったとしても楽しく走ることはできません。楽しくなければ続けることも難しいでしょう。肥満体型でも「いやダイエットなんて考えていないから。あくまでもポタリング」という人はそれはそれでいいのかもしれませんが。