自転車で痩せるためのPDCAサイクルをキッチリ回せるようになれば、簡単に体重を落とすことができます。単純なダイエットを目的としているのならば、これからも体重を減らすことはできますが、あくまでもダイエットは副産物であって自転車遊びをもっと楽しみたいとなれば、体重減が必ずしもメリットにはなりません。
「BMIが29」から始まった自転車遊びですから、漠然と「BMIが22になるまでは大丈夫」と考えていましたが、「23」あたりで症状が現れ、「22.5」を切ると明らかにデメリットを体感できるようになります。それでも60km程度なら楽しく走れ、80km程度なら疲労感はありますが走り切れ、120km程度なら激疲れしますが完走は可能です。しかし、そんな状態の自転車遊びが楽しいのかと疑問に感じるのです。山間地を含めて160km程度までなら楽しく走りたい、各地のスカイラインなどを走ってみたいと考えているため、今までのような体重の落し方ではムリがでるのです。(現時点では「22.8」辺りにしておいてから走れば激疲れすることなく完走できるようです)
9月頃からは「痩せすぎる」のを防ぐためにあれこれ取り組んでいましたが、ちょっと甘かったようです。LSD走行は“諸刃の剣”であるようで、それに慣れてしまって「ロングのためだから」と言い訳のように使ってしまうと、脂肪だけではなく筋肉も落ちてしまいます。ある段階から「ツーリングを楽しむ」と「ダイエットのため」を明確に分ける必要があったのですが、そのタイミングを誤ったといえます。
「ツーリングをしながらダイエット」というのは脂肪がたっぷり残っている段階ですべきことで、ある段階になったら「ダイエット」をやめて「トレーニング」に置き換える必要があったのです。いちおう今までも「トレーニング」として定期的に走っていましたが、結果としてはそれほどトレーニングにはなっていないようで、先日の走り納めでようやくトレーニングらしい走りができた程度です。
ツーリングの時は、ロングを走り切るためのLSD走行に徹するとしても、消費したカロリー量を摂取するというルールが必要かもしれません。単純な脂肪減による体脂肪率ダウンのための「ダイエット走行」をやめて、筋肉量アップによる体脂肪率ダウンのための「トレーニング走行」の頻度を増やしていく必要があります。定番のコースを走るときは、12月度からタイム計測をするようにしたため、タイム更新のために走れば必然的にトレーニングになるかもしれません。