「自転車ダイエット」が目指すべき方向性といったら大げさですが、“第三段階”に入ってからは目的がイマイチ明確になっていません。「LSD走行で脂肪をもう少し減らす」「筋トレ走行で筋肉も増やす」「ロング走行が可能になるように体力も付ける」なんだか矛盾しているというか混沌としてきました。そこで改めて方向性みたいなものを明確にするために整理してみました。
食生活を気をつけて、真剣に自転車で走りまわっていれば必然的に体重は減っていきます。自転車ダイエットというものの本質を理解して実践できるようになれば、“体重”を落とすことなど非常に簡単なことです。あまりにも簡単すぎて「体重を落とすこと」に病みつきになってしまうかもしれません。
しかし、標準体型になった時点で“第三段階”として、表向きの分かりやすい“体重”という数値をいつまでも追いかけるのではなく、“脂肪量”と“筋肉量”の増減をチェックしていく必要が出てきます。「筋肉を落とさずに脂肪を落としていく」という自転車ダイエットに取り組むことになり、この難易度は高いです。
体脂肪率判定表
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(このグラフは株式会社タニタが発表した報道資料から引用しました)
あくまでも私見ですが、体脂肪率が「-標準」に収まるようになったら、あとは筋肉量を増やすようにしていけば、リバウンドしにくい体質になっていくかもしれません。そして、“細マッチョ”なら自転車をもっと軽快に走らせることができそうです。私がヘロヘロ状態で上っている時に軽やかに追い抜かれると「なぜ?」と感じるものですが、もしかしたら「いかにも速そう」「上りが強そう」というロード乗りの人たちは、“細マッチョ”なのかもしれません。
結局のところ「自転車遊び」を兼ねての「自転車ダイエット」が目指すべき方向性としては「めざせ“細マッチョ”!!」でしょうか。