ビーナスラインと中山道

2018年7月の「ブロンプトンの旅」の四日目です。

7月16日

当初は北海道旅行を計画していたため連休明けも休みにしてあります。そこで“五日目”をどうしようか、昨日まで悩みました。ついでに富士山周辺の写真撮影を楽しむなら、諏訪湖まで下った後は甲府駅までJR、そして河口湖までバス移動という手段も考えられます。連休最終日に宿泊する人は少ないため、当日でも宿は確保できるはずです。

欲張らずに四日目で帰宅するとして、ブロンプトンの旅のネタに「ロケ地巡り」も加えているため、松本市の散策も候補に挙がります。これについては十分に下調べはしてあるため、問題ありません。

昼間は空いているJR中央本線でも夕方になると混みます。中津川駅で乗り換えた時に座席の確保ができれば良いのですが、その先の多治見駅でも乗車率が高まります。午後5時前後に松本駅から特急を使うとしても、多治見で普通に乗り換える必要があるため、多治見から高蔵寺の区間が苦痛になります。


あれこれ考えながら眠りについたことが原因なのか午前4時には目覚めてしまいました。昨日の夕方の雷豪雨が嘘のように今日も晴天になりそうな雰囲気です。


ビーナスラインが混む前に通り抜けたいため、少しでも早く出発したいところですが、ペンションですから“朝はゆっくり”過ごすことになります。


8時45分ごろに出発しましたが、上り区間の途中ですからいきなり負荷が掛かります。展望台は既に満車状態になっていますが、自転車なら隙間を見つけて景色を眺めることができます。


遠くに「もしかしたら」という形の山が見えたため、ズームしてみました。これは富士山でしょうか。検索してみると、夜明け前の素晴らしい景色をここから眺めることができるようです。綺麗な写真を撮るのなら車中泊必須かもしれません。


昨日のハイキングのゴール地点「車山肩」に到着しました。9時45分の時点で駐車場は満車です。離れた場所に置いて歩いてくる人も大勢いましたが、数人程度なら良いのですが大勢が列を作って歩くとなると、交通の妨げになるかもしれません。

ここでビーナスラインの上りの終わりになるため、下りに備えて荷物をリア側に移動させます。


快速仕様のブロンプトン弐号機ですが、SPDペダル無しではメリットを感じられません。「自転車(荷物多め)+ハイキング+写真撮影」の時はブロンプトン初号機、「自転車(荷物少なめ)+写真撮影」の時はブロンプトン弐号機という使い分けになりそうです。


快適な下りが続きますが、いっきに下ってしまってはもったいないです。自転車ですから気に入った風景が現れたら躊躇なく停まって写真を撮ります。


地元の人たちなのでしょうか、軽装備のロードを数台見かけましたが、写真を撮っている人は皆無でした。走ることが目的ならロードバイクという選択肢がベストですね。それなら苦行にならないと思います。


素晴らしい景色が続くため、写真を撮るために頻繁に停まってしまいます。


あの下界に行くのか…と思うと少し寂しくなります。


この標識が現れたらビーナスラインとはおさらばです。気合があれば美ヶ原まで行って、1時間30分のハイキングをして、松本市まで下るルートを取りますが、今回は「無理しない」を徹しているため、このまま塩尻へ向かいます。


中山道を走った時に通った和田峠のトンネル。ここから急な下り区間になります。塩尻から小諸へ向かった時は、ここをひたすら上ったわけですから、当時は元気だったなと我ながら思います。今だと押し歩き無しでは上れそうもありません。


トンネルから13km、車山肩からなら30kmも下ってきましたが、「下界は暑い!」と思わず叫ぶほど非常に暑いです。石碑を見ると分かりますが、ここが中山道の正しいルートになるようです。


諏訪大社春宮を参拝します。これで諏訪大社四社(「本宮」「前宮」「秋宮」「春宮」)巡りをコンプリートです。


隣の「万治の石仏」もお参りします。

お参りの作法は
1.正面で一礼し、手を合わせて「よろずおさまりますように」と心で念じる
2.石仏の周りを願い事を心で唱えながら時計回りに三周する
3.正面に戻り「よろずおさめました」と唱えてから一礼する
ですが、後ろで待っている人がいたので1周だけで終えました。

国道を使えばあっという間に塩尻駅に着きますが、列車が空いているうちに帰宅することにしたため、真の中山道を走って12時20分ごろに塩尻駅到着とします。この時点では、まだ1時間ほどあるため余裕があると思ったのですが…

Google map で手段を「徒歩」にしてルート検索してみると、都合よく中山道を案内してくれます。これなら「中山道を走る」の「塩尻~和田峠」の区間のやり直しができます。


序盤こそ、住宅地の生活道路のようなブロンプトン向きの道でしたが、途中からは「マジか!」と後悔させられる激坂の連続です。僅かな距離とはいえ、ひたすら押し歩きでは時間ばかり過ぎていきます。


12時10分、ようやく峠に到着。既に疲労困憊です。あとは下るだけという気楽さはなく激坂の下りになっているため徐行です。しばらく進むと、ようやく視界が広がり、旧道巡りぽい雰囲気を楽しめますが、押し歩きで時間を使いすぎたため、予定していた列車に乗ることができるのか微妙。


12時40分、塩尻駅に到着。観光案内場のトイレを借りて着替えを済ませ、ホームに着いた時には列車の発車8分前。塩尻駅で昼食を取ることを最後のイベントとしていましたが、その余裕はありません。

復路は乗り継ぎに無駄もなく、17時ごろに最寄り駅に到着。

これにて全国制覇の補完計画「木曽福島~塩尻」は完了です。

交通費:5930
飲食費:5771
宿泊費:24840
その他:1440
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合計 :37981円


木曽福島~車山
車山~塩尻



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