九州遠征「佐世保~平戸~唐津」

2012年10月25日~27日

「門司~北九州~博多~大宰府~佐賀」のゴールの『佐賀駅』と「長崎の出島と平和公園」のゴールの『長崎空港』を結ぶのために「長崎空港→佐世保→平戸→唐津→佐賀駅」を走ります。

遠征初日~3日目の走行ルート

20121025九州遠征 「長崎空港→佐世保」 106.49km+1279m
20121026九州遠征「佐世保~平戸」 94.9km+1294m
20121027九州遠征「平戸~唐津~佐賀」 122.5km+1030m

「長崎空港→佐賀駅」の区間距離は約80km程度ですが、これでは単純に「接続させた」だけとなってしまうため面白みに欠けます。「日本全国制覇」の自分ルールとして県庁所在地だけではなく、他にも有名どころの観光地をいくつか立ち寄ることにしているため、「長崎空港→佐世保→平戸→唐津→佐賀駅」で決定。これなら1泊2日でちょうど良いルートとなりますが、わざわざ長崎県まで行くのに1泊2日で戻るというのは“もったいない”。

長崎空港を10時スタートで平戸まで走ろうとすると、観光時間が殆どなく、これもひたすら走るだけになってしまい、ファイナルこそは“ゆっくり”“まったり”といきたいものです。そこで、佐世保周辺の観光サイクリングを追加させて約320kmで2泊3日。

さらに門司と下関の観光ポタを追加させて3泊4日。「新山口~秋吉台~萩~長門~下関」の時、悪天候の影響で時間が足りなかった「下関」を改めて時間を掛けて観光します。

初日


自宅を5時25分出発で名鉄でセントレアへ移動。そしてANAで長崎空港に9時50分到着。

※3泊4日のうちの3日分を1本のレポートにまとめますので、細かいところは省略


今回も朝食タイムが4時30分だったため、既に腹ペコです。そこで少し早め(11時頃)ですが、道の駅「彼杵の荘」で「鯨入り団子汁定食(500円)」をいただきます。食後に店内をウロウロしてみましたが、「鯨」が格安で売られています。お土産に買いたいところですが、結構な荷物になるため残念ながら諦めることに。それから弁当類も非常に格安で販売されている点も印象的です。


12時30分、「ハウステンボス」に到着。ちょうど『5年に1度の和牛日本一決定戦!「和牛の祭典」』で美味そうな和牛料理の食べ比べができるようですが、この先のスケジュールを考慮すると余裕があまりありません。「ハウステンボス」にちょっとだけ立ち寄ってみたい程度ですので、案内板に書かれていた「フリーゾーン」を散策してみます。過去に3回ほどハウステンボスを観光したことがあるので、今回は“ちょっとだけ”で十分。


10年前に訪問した時との違いは「ワンピース」でしょうか。フリーゾーンのいたる所でワンピースのキャラクタを見ることができます。この後に本日のメインイベントが待っているため滞在時間は30分ほどで撤収。


道の駅「さいかい」の「みかんドーム」。ここには必ず何か“みかん”に関するスイーツがあるハズと立ち寄り、「みかんシャーベット(380円)」をいただきました。これには果実が入っているので、なかなかの美味です。


長崎県西海市の大島大橋。手前の観光案内版には有料になっていますが、2011年4月に無料開放されています。ゆっくり景色を眺めながら渡るのなら歩道を走りましょう。無料開放されたとはいえ、風が強い日に車道を走るのは危ないかもしれません。


激坂を“えっちらおっちら”と上ってやってきた場所は長崎県西海市崎戸町の「北緯33度線展望台」。九州で唯一『夕陽サミット』に登録されていて日本三大夕日の一つと言われている展望台だそうで、平日にも関わらず隣接するホテルには夕陽目当ての観光客が宿泊しているようです。ここに立ち寄った理由は「日本最西端の地」であるとどこかで見かけたためですが、どうやら日本最西端の定義にはいろいろあるようで、ここは日本最西端の「国立公園」だったようで、日本最西端の「展望台」では無かったようです。


展望台は後から作られたもので、もともとここには旧日本海軍佐世保鎮守府の聴音所が建設されていました。海底のスクリュー音などをキャッチするための施設だそうです。看板には「二度とあのような悲惨な戦争の起こることのないように、後世に残すために保存しています。崎戸町」と書かれています。


横瀬西で「瀬川汽船」の「さんせがわ」に乗船して佐世保へ移動。「完全自走」というルールから外れますが、来た道をひたすら戻るのもムダですし、ハウステンボスから佐世保までの区間には何もなく、横瀬西から佐世保までの区間距離が45kmほどあるため、「夜間走行しない」に反することになります。そこで、横瀬西から佐世保までは船で移動ですが、この移動手段があるため「北緯33度線展望台」に立ち寄ることにしたのです。この代替手段がなければわざわざ「北緯33度線展望台」には行きませんでした。「ハウステンボス→北緯33度線展望台→横瀬西」の区間距離が約63kmもあるわけですから。


船から眺める夕陽も綺麗ですね。四国とか九州の夕陽は何故か綺麗に見えるというのも不思議なものです。


17時45分、宿に到着。夕食は牛肉ステーキディナーでちょっと贅沢な気分。2食付きで5500円というお得な宿でした。

二日目


8時、宿をスタート(佐世保市内の観光の写真は省略)。朝の通勤ラッシュが始まっている佐世保市内を抜けて、やってきたのは「展海峰」。「九十九島が180度のパノラマで広がる展望台は佐世保でも一番人気です」というだけあって、絶景ポイントです。ここには平日の朝にも関わらずカップルが次々とやってくるため、オヤジサイクリストにはちょっと寂しさを感じる瞬間でもあります。展望台下の広大なコスモス畑も見応えありました。


「九州ファイナル」ですから、「景色を楽しむ観光」に時間を費やしたいものです。そこで「九十九島遊覧船パールクィーン」に乗船して九十九島をクルージングです。甲板にいると冷たい海風で寒い思いをしますが、このような観光も遠征には必要だなと改めて実感。欲張って1日の移動距離を増やしてしまうと、走るだけという割合が増えてしまいます。


こちらも平日でも大勢の観光客が訪れていました。佐世保に来たら「ハウステンボス」と「九十九島クルージング」は外せませんね。


11時30分、佐世保駅でkantaさんと合流。長崎北部がkantaさんの故郷ということで、私の今回の遠征先が長崎北部ということで同行してくれることになったのです。


佐世保から「佐世保バーガー」を外すことはできません。走りながら探せばいいかでは食い逃す確率が高いため佐世保駅の「LOG KIT」で「スペシャルバーガー(小)」をいただきました。これは(小)ですが、サイズは普通です。通常の「スペシャルバーガー」だと直径18cm、重量500gという「食べ応えタップリ」となるため、走行前に食べるのはちょっとつらいかも。でも単独なら食べていた可能性100%ですが…


12時45分、佐々駅に到着。ここでブロンプトン乗りのcycle446(ししろく)さんと合流。


遠征2日目の午後からは、ししろくさんの案内で佐々から平戸まで“まったり”“のんびり”とポタリングです。「ブロンプトンって20km/h程度で走るとこんなに快適だったのか」と改めて感じたというか思い出させたもらえた楽しいポタリングとなるのですが、それは、ししろくさんのルート選びとペース配分の上手さによるところでもあります。


神崎鼻(こうざきはな)に到着。これは日本本土最西端のモニュメントで、神崎鼻が“本土”最西端となるようです。最西端、最南端、最東端、最北端を行ったことがある人は、小佐々町の役場に申し出ると何やら証明書をもらえるらしいのですが、「行ったことがある」を証明するものを携帯していないので残念。


神崎鼻公園から眺める五島灘。現在は神崎鼻までの案内を大々的にやっているわけではないため、観光客が立ち寄ることが少ないかもしれません。しかし、小佐々町が本土の端となる稚内市(最北端)、根室市(最東端)、佐多町(最南端)と四極交流盟約を締結していることをもっと観光アピールすれば、観光客が増えるかもしれませんね。しかし、公園の整備はされていますが、駐車場が狭いことと、そこまでの道が生活道路ということもあって、観光客が増えることは地元民にはデメリットになりそうですが。


次にやってきたのが「長串山」。あれに見えるはマンゴーオレンジのダホン。kantaさんから少しお借りして激坂を上ってみましたが、「これはずるい!!」と思えるほど、上りがむちゃくちゃ楽ですよ。ギアをロー側の2枚残しても私のプロンプトンより軽がると上れてしまう…


ツツジの開花時期に訪問すれば辺り一面がツツジで覆われて、それはもう素晴らしい景色となるようです。今日のところはその風景を妄想…。


「江迎鹿町駅」で「たびら平戸口駅」まで輪行で移動するお二人とお別れして、山越え区間を電車と勝負です。距離にして8km程度ですので、電車待ち&パッキングのタイムロスを考慮すれば良い勝負となるハズ。ということで、えっちらおっちら峠を越えて、そして上り終わったところコーヒーブレイク。勝負の行方が気になりますが「平戸大橋」に到着。


「平戸城」の隣の「亀岡神社」は、ちょうど「平戸おくんち(亀岡神社例大祭)」の期間だったようで、今日は国指定重要無形文化財「平戸神楽」24番が全曲奉納される日だったようです。神社を眺めていると、いつの間にか祭りの関係者のおじちゃん達に囲まれてちょっとした旅談議。いただいた記念のお札は、貴重な記念品になりました。


そして「平戸城」に立ち寄ってみます。入場時刻は17時30分までとのことでしたので、ギリギリセーフ。


天守閣からの景色。ツイッターをチェックしてみると、この数分前に輪行組は平戸城に到着していたようで、少しだけ私の勝ちだったようです。まあ峠越えとはいえ、僅か8kmほどの勝負ですからね。


宿にチェックインして荷物を預け、再び商店街(?)に戻って食事タイム。観光客が少ない時期ということなのか、宿で食事が取るのが一般的なのか、殆どの店が閉まっています。なんとか食事処が見つかり、お疲れ様会。自転車で移動のため酒を飲めないのが残念でしたが、料理を美味しくいただきました。ししろくさん、本日は素敵なガイドをありがとうございました。次回は「五島列島」で再会しましょう

三日目


ホテルの朝食バイキングをガッツリ。。。久しぶりのバイキングだったためか、腹が苦しい。8時少し過ぎにスタートの予定でしたが、ちょっとムリっぽいのでもう少しゆっくりして、8時40分スタート。今日のコース(120km+1000m)なら所要時間8時間あれば十分。16時40分に佐賀駅に到着すれば、17時過ぎの特急に乗ることができます。


ところがスタートして13kmほどで、kantaさんが既に疲れ気味でちょっとした坂でどんどん遅れてしまいます。雨と向い風というコンディションですが、どうやら「連日走る」というのに慣れていないようです。さらに佐賀県との県境までは微妙にアップダウンの連続、いきなり大ピンチです。そこでナビをチェックしてみると、すぐ近くに駅があることが分かったので、伊万里の手前の鳴石駅まで輪行をお勧め。「鳴石駅で再会しましょう」といったんお別れ。


松浦の道の駅で「おおむら夢ファーム シュシュ 手づくりジェラート(270円)」を食す。なかなかの美味でしたが、ちょっと価格が高めなのが難点かな。


「晴天だったらよかったのになぁ」と思いながら先を急ぎます。


ようやく佐賀県に突入。実は随分前から雨は止んでいますが、路面が濡れているためカッパを着たまま走行しています。そのため、汗だく状態になっていて嫌な感じ。

この先の鳴石駅でkantaさんを探すが「あれ?居ない…」。降りる駅を間違えたのかなとメールをチェックすると「先に進めます」とのこと。「現時点のタイム差は30分くらいなのかな」と気合を入れて追いかけますが、いつまで経ってもkantaさんの姿が見えてきません。「そういえば走行ルートを知っているのかな~」とメールをチェックしてみると、うーんなんだかよく分からないところを走っているようで、間違えたついでに佐賀駅に向ってしまうとのこと。あらま。

結果的にkantaさんのショートカットが大正解になることが分かるのはもう少し時間が経ってからとなります。


唐津に向う峠越えは結構きつく、予測より30分遅れで唐津城に到着。天守閣に登る時間の余裕が無いため、さっさと外観だけ眺めて撤収。


13時40分、日本三大松原のひとつ「虹の松原」。ここから長さ約5kmにわたってクロマツの林が続きますが、終点まで行ってUターンしてくる余裕が無いため、1kmほどでUターン。晴天だったら時間を忘れてのんびりと走りたいところですが、天気が悪いので諦めもつくというものです。

ところが、ここからが遠征につきものの“苦行”の始まりでした。再び雨が降り出し、さらに向い風、そしてゆるゆるとどこまでも続く上り区間。コンビニで小休憩後、気合を入れて下ハンで走っていると眼が再びおかしくなってきて「これはヤバイか」という状態。遠征3日目、さらに過酷なコンディションで負荷が高まり、疲労度がいっきに高まっているようです。ここでムリして事故になるとシャレにならないためペースダウン。向い風には不利になりますがリラックスポジョンで走ってみると、眼の調子が多少はよくなってきたので、ムリすると眼にくるようです。


巨大な“さよ姫”像がそびえ立つ「道の駅 きゅうらぎ」で「唐津ちゃんぽん(580円)」をいただきました。創業六十数年になる伝統の味だそうです。「長崎ちゃんぽん」はちょっとクセがありますが、この「唐津ちゃんぽん」は愛知県民にも合う味付けですね。なんとなく立ち寄ってみましたが“当たり”です。


ひたすら佐賀駅を目指して走り続け、なんとか16時40分頃に佐賀駅に到着。今回の九州遠征も疲労困憊の苦行になってしまいました。ショートカットしたkantaさんは15時過ぎには佐賀駅に到着していたようで、ずいぶんとお待たせしたようです。

日本一周西日本Aルート編に接続完了。

この後は翌日の「九州遠征エピローグ」のために北九州へ輪行で移動。車内でさっそく祝杯をあげますが、乗り換えのことをすっかり忘れていて、500mlの缶チュウハイを2本空けてしまい、乗り換えの移動で足元がふら付く始末。走行直後のアルコールはNGのようで、やはり牛乳が一番良いのかも。


北九州の宿にチェックイン後に、BENさんと合流して食事タイム。何を食べたのかさっぱり覚えていません。そして、気が付けば、カレーパンマンさんが現れていて、自転車談議で夜が更けていくのでした。。。




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