映画「めがね」ロケ地巡りサイクリング

2017年4月28日、29日

「ブロンプトンで日本一周」の一環で日本最西端と日本最南端をクリアするために八重山諸島を旅しましたが、沖縄本島周辺にも離島がたくさんあり、何かしらの遠征ネタになりそうな島があります。沖縄遠征2017の後半は那覇空港に近い「渡嘉敷島」と「座間味島」にしようかと考えましたが、せっかく北部に行くのなら、名護市の近くの本部港から行くことができる「与論島」に行ってみることにしました。実は、与論島からは那覇までフェリーで戻ることができるため、乗り換えの手間が無いのです。※与論島は鹿児島県です

与論島のことを調べてみると映画「めがね」の舞台になっていることが分かったため、出発直前にDVDを購入して視聴しました。もし映画を観ずに与論島に行ってしまうと現地で「うわっ何もない。退屈すぎる」となるところですが、映画を観たことで「何も無いことを体感してそれを楽しむぞ」となったわけで、映画「めがね」の「何が自由か、知っている。」が意味するものを肌で感じるというわけです。

実際に島を訪れると分かりますが、沖縄本島の近くに位置しても、与論島は沖縄の雰囲気とは違います。


めがね

タエコ:小林聡美
ハルナ:市川実日子
ヨモギ:加瀬亮
ユージ:光石研
サクラ:もたいまさこ


サザンクロスセンターにサクラの自転車が展示されています。荷台に座ってカシャ、サドルに座ってカシャ。受付のおじさんに撮っていただきました。


主人公タエコが降り立った「与論空港」。飛行機の発着時間帯を除けば人の気配を感じない静かな空港です。


あっ、ここは!?


角度を合わせてみると…


主人公タエコが宿泊したハマダ。※ロケ地はヨロン島ビレッジです


映画の場面がフラッシュバックします。


映画そのものの宿泊施設ですね。機会があれば泊まってみたいです。映画に登場する人たちみたいにのんびり過ごしたい。


手前が映画にも出演していたコージ役のケン。奥が子どものマゴ。


毎年春になると謎の人物サクラが現れる場所です。


たそがれの「メーラビ・ビーチ」。タエコがマフラーを編んでいる場所です。


こちらの「寺崎海岸」がメルシー体操をやっている砂浜です。かき氷屋のシーンもここです。劇中では「メーラビ・ビーチ」と「寺崎海岸」は同じ場所のように映されていますが、実際は結構離れています。


ロケ地の案内板が設置されているのはここだけです。与論島も映画をもっと活用すればいいのにと思いますが、あちこちに「ここがそうです」という看板を設置しては、「ロケ地を探し出す」という楽しみがなくなるのも事実。映画を何度も観て情景をインプットしておく必要がありますね。


タエコがハルナに車でマリンパレスまで送ってもらうときに通った道? とにかく目印が何もないため確定できません。


薬師丸ひろこが主人の「マリンパレス」。※ロケ地は星砂荘


劇中では宿泊者に農業をさせていましたが、この農地でしょうか。


ハルナが勤める高校。※ロケ地は中学校です


タエコが道に迷ってさまよう林は「大金久海岸探索路」で撮影されたようですが、結構広い範囲のため特定はできません。


タエコはヤギと遭遇しますが、本当にヤギがいました。


タエコがアタッシュケースを引きずって歩く砂利道を探しましたが、どこなのか分かりませんでした。


マリンパレスから逃げたタエコが自転車で向かいにきたサクラに拾ってもらった場所の特定も難しいです。


タエコが毛糸を買った「A-COOPよろん」。


劇中何度も出てくる「茶花漁港」。実際はタエコの宿泊地から徒歩で来るのは遠いです。


サクラのカキ氷は赤崎海岸にある食事処「美咲」でいただくことができます。ただし、公認かどうかは不明です。

以上、映画「めがね」ロケ地巡りサイクリングでした。



関連エントリー