人間ドックに備えて

毎年4月、「人間ドック」で一通りの検査を受けています。これも仕事の一つですから、費用は会社負担ということで助かっていますが、毎年必ず医者から言われる事に頭が痛くなります。

まあそもそも体重20%オフすれば解決するような事柄ですが、なかなかできないんだなこれが。

いえいえ、意志薄弱で「できない」と言っているわけではなく、7~8年ほど前に18%オフまでやったことがあります。マジで。単純な食事制限だけではなく、しっかりと運動も取り入れたので「失敗例」というわけではないハズでした。

しかしですね、花粉症が酷くなったり、妙に風邪をひきやすくなったりとデメリットが多くて閉口したものです。長野冬季オリンピックを自宅でしっかりと観れたくらいですから。風邪で寝込みながら観た「日の丸飛行隊の活躍」は今でも忘れられません。それからなんとか2年間ほどは体重をキープしていましたが、会社での仕事関係でのストレスが日に日に多くなり、世間ではよくある「食ってストレス発散」状態に陥り、何時の間にか体重は元の状態。

これがまた不思議なことに体重が元に戻ったことで風邪への抵抗力がついたのか「寝込む」ほど重症にはなりません。

余分な脂肪があっちこっちについていると、いろいろと支障が出るもので、それを毎年同じように人間ドックで「お説教」されるのが苦痛です。

酒などほとんど飲まないのに「酒を控えるように」と言われ、「飲んでいません」といっても信用されない。結局のところ「余分な脂肪」のせいで肝臓に関係する項目(難しくてよう分からん)が「注意」とか「もうすぐ危険」という数値になってしまうようで、「とにかく痩せなさい」でお説教はお開き。

半年ほど前に叔母宅へ所用で訪問した時に、“健康オタク化”している叔母から「ウコン」を薦められた。試飲したらもの凄くマズくて一日3回もとても飲めそうも無い。「要らない」と言いたいのだが、真剣に薦めてくれる叔母に悪いのでとりあえず頂いて自宅に放置しておいた。最近徐々に“健康オタク化”してきている友人Aが「健康」の講義をしてくれて、そのうえ健康ドリンクのお試し品をくれた。飲んでみたのだが、やっぱり「薬」ですな。これは。いったい何に効くのやら。叔母から聞いた「ウコン」の事を彼に話したら、彼もそのことを知っていた。さすが“健康オタク”。偶然にも私の叔母と友人Aは某国道を挟んだある地区に住んでいる。あの一帯は健康ブームなのだろうか。

「ウコン」って結構有名なのでしょうか。私の妻も少しは知っていた(興味は全く無いようだが)。

今の世の中、ネットを使えばなんでも分かるというわけで「ウコン」を検索してみると、いろいろと見つかった。
とりあえず一番重要な「効用」をピックアップしてみると

■胆汁の分泌を促し、肝臓病を予防・改善する作用
■胃液や唾液の分泌を促し、消化器の負担を軽減する作用
■腫瘍の発生・悪性化・増殖を抑制する作用
■心臓の働きを高める強心作用
■体内の活性酸素(非常に攻撃性の強い酸素)を除去する作用
■血液中のコレステロールや中性脂肪を減らし、高脂血症(血液中の脂肪が異常に増えた状態)や動脈硬化を改善する作用

いいことだらけ。
人間ドックまで後2ヶ月、こうなったら私が身を持って「ウコン」の効用を検証してみるか。

ということで「ウコン」を飲み始めました。「ウコン」の効用が嘘か真か、それは人間ドックの結果が示す。

それにしても不味い。ウコンって。



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