ウコンの効果

年に一度の人間ドックを受けてきました。今回の検査には密かに期待していたことがあり、この日がくるのを非常に楽しみにしていた。

「ウコン」の効果の実証

酒など殆ど飲まないのに人間ドックの検査後に毎年同じように「酒を控えるように」と注意されていて、たまたま叔母にそのことを話したら「ウコン」を勧められ、2月頃から昨日までほぼ毎日「ウコン」を飲みつづけた。「ウコン」といってもよくある「ウコン」そのものではなくウコンから抽出した「クルクミン散」を飲んでいたのである。これは「肝臓へのピンポイント効能」を期待したからである。その辺の話は既に日記に書いたので今日は省略するが。

さて、検査後の「医師からのありがたいお話」であるが、、、、、

「相変わらずの脂肪肝。痩せなさい。このままでは危険ですよ。なぜ痩せないのですか。」

などと痛いところをつかれる。原因は明らかであるので「理由は分かっています」と返事すると「理屈で分っても実際に痩せなければダメだ」と当たり前のことを当たり前のように返されるとへこみます。運動不足でしょうが、過去の経験からして単なる運動不足なら「現状維持」である。増える理由はズバリ、会社の食堂の「ランチ」であるのだ。弁当持参を2月と3月の2ヶ月間やっただけで5kg減ったからね。昨年に比べ増えた分を調整して昨年と同等になったのだから、私からすれば「少し痩せた」のだが、昨年対比だと1kg減にしかなっていない。「とにかく1年間掛けて痩せなさい」でこの話は締められた。やれやれ。

さてさて客観的に判断するための道具といえば「検査数値」でしょう。医師はその値を順番に確認しながら、前年に比べ良いのか悪いのか説明してくれる。

そして「肝臓」に関する項目にたどり着いたとき、説明が一瞬とまり「どこかに通院しているのですか」「随分良くなっていますよ」と私が期待した通りの質問がきた。

ここは一発、さっきのお返しをしなきゃ。

「はい、親戚に漢方に詳しい人がいまして、相談したところ『ウコン』が良いと教えられたので、ウコンから抽出される『クルクミン散』を最近飲みつづけています。」と自分では「やったね」という気分で話すと‥

医師の顔が曇り‥

「私のような西洋医学の立場からすれば東洋医学などというものは信用できない」「漢方も薬ですから、合う合わないは人によって違う」「その勧められたというものも医学的に検証されているわけではないはずだから、副作用があるかもしれない」と医者の立場として正論攻め。

「でも飲むようになってから調子が良いんですよ」と私が楽観的に答えると、「検査結果を見ると良くなっていますね。その漢方がどういうものか知りませんが、このまま少し様子を見ましょうか」と諦めた様子。

ということで半信半疑で飲み始めた『クルクミン散』ですが、バッチリ効果はありました。

しかし、本来は肥満を解消しても肝臓に関する検査結果が思わしくない場合に服用すべきだと思います。肥満のまま漢方を飲むことで検査結果という見かけの数値が良くなったからといって「脂肪肝」が解消しているわけではないので‥

さて次なる目標は肥満解消でしょうか。これは大変だ。



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